QUEENS JEWELRY クィーンズジュエリー

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オンラインリフォーム

ルビーのリフォームの事例やデザイン、注意点

ルビー

  1. ルビーについて
  2. ルビーのリフォーム注意点
  3. ルビーのリフォーム事例
  4. ルビーのリフォームでよくある質問

ルビーについて

特徴

コランダム(鋼玉)は酸化アルミニウムを主成分とする鉱物で、中でも濃い紅色のものだけがルビーと呼ばれ、それ以外の色のものはすべてサファイアを呼びます。結晶構造の中で微量のクロムがアルミニウムと置き換わっていることによって紅色を発します。クロムの量によってピンクから濃い赤までの濃淡があり、薄いピンクのものは、ピンクサファイアと呼ばれることもあります。

宝石のカット

ルビーは、オーバル、ラウンド、ハートシェイプ、カボション、その他様々なファンシーカットが存在します。

品質の見方

大きな天然ルビーの結晶は産出しにくく、10カラットを超えるルビーの宝石は稀で、大きな結晶の希少価値は一層高まります。大きさ以外では透明度の高さがひとつのポイントです。最高級品とされるビジョンブラッド(鳩の血)は透明度が高く、やや青みがかった真紅のものは、全体の0.1%にも満たないといわれています。

石言葉・石の力

石言葉:情熱・慈しみ・威厳
石の力:人を勇敢にする、幸運を招く、不安や恐れを払い、有機や情熱を与え夢を実現する

EPISODE;6条の星彩が現れるスタールビー

コランダムは三方昌系の鉱物です。この結晶と酸化チタンの鉱物であるルチルが一緒に成長すると、針状インクルージョン(内包物)として三方向の束が生成されます。拡大すると絹糸のように細かいため、シルクインクルージョンと呼ばれます。これをカボションカットに磨くと、六条のアステリズム(星彩効果)が現れ、「スタールビー」と呼びます。

ミニ知識

英国王室の王冠の正面には、170カラットもの大きな赤い石が飾られています。これは、黒太子のルビーと呼ばれ、14世紀のイギリス王朝の皇太子エドワードがスペインの王から譲り受けたもので、エドワードが黒の甲冑を身にまとっていたために黒太子と呼ばれていたことに由来します。
その後、ヘンリー5世が兜につけて戦いに挑んだり、歴代の国王の王冠に飾られるなど、由緒正しい石として扱われ、長い間ルビーを信じられていました。ところが、後年宝石の鑑別技術が進むと、実はこれがレッドスピネルだったことが判明しました。それでもイギリスでは、現在もこれを「ブラック・プリンス・ルビー(黒太子のルビー)」と呼び、ロンドン塔に陳列しています。

ルビーのリフォーム注意点

ルビーは人工合成もされている

合成宝石の製造技術が進化し、合成ルビーが市場に登場しました。特に、日本では1950年代から1960年代にかけて、合成宝石が一般的に普及し、宝飾品として広く流通するようになりました。透明度が高く、大きな石の場合はその可能性が高くなります。
当店の場合は、無料の事前鑑別サービスがありますので、そのタイミングで確認することができます。

合成ルビーの特徴

合成ルビーは、天然のルビーと同じ鉱物結晶であるコランダムから合成された宝石です。ルビーは、酸化アルミニウム(Al2O3)とクロム(Cr)の組み合わせによって赤色に着色されます。合成ルビーは、天然のルビーと同様の組成と外観を持つことを目指して、人工的に作られています。

合成ルビーはリフォームしても良いのか

リフォームの際、宝石の所有者の背景や歴史が重要な要素となることがあります。価値が再現不可能なものである場合、宝石の金銭的価値にかかわらず、その宝石が誰のものだったかという事実が重要です。したがって、その宝石が天然であるか合成であるかといった事実は、その宝石の価値には直接関係しないことがあります。また、硬度についても、天然ルビーと同等であるため、その宝石をジュエリーとして楽しむ際に特別な問題は生じません。

ルビーのセッティング

ルビーは硬度9とダイヤモンドに次いで硬度が高く、熱や酸にも強い宝石です。内包物の具体的な状態に依存することはありますが、基本的にはルビーはさまざまなセッティングで使用できます。

ルビーのアイテム選定

ルビーは硬度9とダイヤモンドに次いで硬度が高い宝石です。そのため、デザインの自由度が高く、自分の好みに合ったジュエリーを楽しむことができます。

ルビーのリフォーム事例

ルビーのリフォームでよくある質問

ルビーのリフォーム料金は、他の宝石より高くなりますか?
宝石の種類によって、リフォームの費用は変動しません。リフォームの費用は、材料費(金属や脇石の使用量)と加工料金から成り立っています。したがって、宝石のサイズが大きくなると、必要な材料費が増加し、費用も高くなります。また、ハートシェイプの宝石は、ラウンドの宝石に比べて枠を合わせる作業が手間がかかるため、費用が高くなります。

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