アイテム | リング |
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石のカット | ハートシェイプ |
石の大きさ | 1.20ct(6.11mm×7.00mm) |
制作方法 | フルオーダー |
金属の種類 | プラチナ |
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ジュエリー制作物語
《 背景・ご要望 》
「ハートシェイプの色石リングの台を好みのデザインに変えたいと思っています」とご来店予約をいただきました。
ご依頼品は昔にご主人が誕生日に買ってくれた誕生石であるルビーの指輪でした。
しかしリングのデザインが気に入っていませんでした。
他の手持ちのハートシェイプの指輪のデザインが気に入っており、このデザインに似たものにしたいというご要望でした。
《 打ち合わせのポイント 》
現状のデザインで特に気に入らない部分の聴き取りから始めました。
石座の裏側の構造が特に気に入りません。
またルビーの両側には、ダイヤモンドを脇石として追加したいということでした。
そこで利用したのがお母様の形見の真珠の指輪をペンダントにリフォームした際に余ったメレダイヤとリング枠のプラチナです。
・余ったメレダイヤ2石を新しく作る指輪の脇石に利用
・現状金属はホワイトゴールドだったので、リング枠のプラチナを再利用しプラチナで制作
素材には思い入れのあるものを利用し、制作しました。
《 お客様担当からひとこと 》
今回は手持ちの宝石、脇石、金属を利用し、ご希望のデザインで作成しました。
この場合は既成枠を利用するセミオーダー制作では対応できませんので、職人が一点ものを作るフルオーダー制作となります。
一点ものになるので、その分愛着は大きくなります。
また費用ですが、セミオーダー制作よりもフルオーダー制作の方が割高にはなりますが、どんなデザインにするか(複雑であるほど工賃が大きくなる)、材料をどこまで手持ちのものを利用できるかで変わります。
費用はご要望によって変わるので、お気軽にご相談ください。
母の形見のリングをペンダントトップにしていただき、仕舞い込んでいたパールが日常的に目に触れるようになりました。気がかりがなくなりすっきりしました。
手持ちの石で作っていただいたリングも、イメージ通りの仕上がりで大満足です。
素敵なお店に出会えて良かったです。ありがとうございました。
お客様M・Sさま