日本伝統の木目金(杢目金、もくめがね)技法で仕立てる、世界にひとつだけの結婚指輪。
大阪を拠点に、関西圏を中心に全国からご相談をいただいており、東京など遠方からご来店くださるお客様もいらっしゃいます。


木目金(杢目金、もくめがね)は、異なる色の金属を重ねて彫り・削りを加えることで、木目のような模様を生み出す日本の伝統技術です。
模様は制作のたびに異なり、世界にひとつだけの模様が生まれます。
江戸時代には、日本刀の刀装具である鍔(つば)や小柄(こづか)の装飾技法として発展しました。この技法は古くから**「杢目金」**とも呼ばれていました。
その後、廃刀令により日本刀が輸出されるようになると、木目金の美しさは海外でも評価されるようになりました。
木目金の指輪は、以下の4種類の金属の組み合わせからお選びいただけます。【※画像をクリックで拡大】
木目金の指輪が生まれるまでの流れをご紹介します。異なる金属を重ねて彫りを加え、模様を浮かび上がらせる、職人技の世界です。
日本が誇る伝統技術「杢目金(木目金、もくめがね)」──
華やかなジュエリーの裏側には、職人の緻密な手仕事があります。
ここでは、杢目金の結婚指輪ができあがるまでの工程を、動画とともにご紹介します。

異なる色の金属を薄く伸ばし、何層にも積み重ねていきます。専用の器具でしっかりと固定し、模様の土台となる層を作ります。

バーナーで1000度以上に加熱し、層になった金属をしっかりと接合させます。融け合った金属が一体となり、強度と美しさを兼ね備えた素材に変わります。

鏨(たがね)や彫金工具で金属に彫りを入れることで、まっすぐだった層が揺らぎをもち、複雑で有機的な模様が現れます。

彫りと整形の工程を繰り返しながら、厚みと形を整えていきます。最終的に、世界にひとつだけの木目模様が指輪のかたちに仕上がります。
大阪を中心に、木目金の結婚指輪を探す多くのお客様が当店をお選びくださいます。その理由は、品質へのこだわり、素材の安心感、職人による丁寧な制作にあります。
実際にご依頼いただいた木目金の結婚指輪をご紹介します。
組み合わせた金属の色合い、リング幅、宝石の配置など、おふたりの個性を反映したデザインが多数ございます。
模様の表情も一点ごとに異なり、唯一無二の美しさを感じていただけます。
選べる仕様・デザイン。木目金の結婚指輪の制作では、以下の項目について丁寧に打ち合わせを行い、お客様のご希望に合わせて一点一点お作りします。
変色の少ない高純度のK18(18金)ゴールドでお作りします。
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平打、甲丸、V字・丸・カーブ強の形状から選べます。
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ミル打ち、カットの2種類からお選びいただけます。
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3本うねり、ハートの2種類からお選びいただけます。
木目金は、異なる金属を何層にも重ねて作るため、表面を削ると層の内部が現れ、表面とは異なる木目模様が浮かび上がります。この独特の風合いこそが、木目金ならではの魅力です。
デザインや素材、宝石の種類・数によって価格は変わります。
参考価格や納期の目安は、以下のページでご案内しております。
ご来店はもちろん、お電話・オンラインでのご相談も可能です。
「どんなリングが作れるのか知りたい」「まずは話だけでも聞いてみたい」――そんな段階でも、お気軽にご連絡ください。
ご希望やイメージ、ご予算を丁寧にお伺いしながら、最適な形をご提案いたします。