QUEENS JEWELRY クィーンズジュエリー

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オンラインリフォーム

ジュエリーリフォームの時に地金(金属)を使いたい

お問い合わせやご相談の中で、「ジュエリーリフォームの時に地金(金属)を使いたい」という要望が寄せられることがあります。しかし、この要望にはさまざまな背景や目的があります。以下に、よくあるお客様の真意を整理し、その要望は目的を果たせるのかをまとめてみました。

安くしたいから
地金(金属)も使ってほしい

安くしたいから地金(金属)も使ってほしいと考えるかもしれませんが、実際には手持ちの地金を使ってジュエリーのリフォーム代を安くするのは難しいことが多いです。ジュエリーは鍛造か鋳造のどちらかで作られます。鍛造は手作りの一点ものであり、鋳造はゴム型を使って量産されます。お客様の地金を使用する場合、通常は鍛造で作る必要があります。鍛造は量産できず、一点一点手作業なので、工賃が高くなります。したがって地金を使ってコストを下げたいという理由からリフォームを行う場合、ほとんどの場合、期待通りの結果にならない可能性があります。

できるだけコストを抑えたい場合は、鋳造した枠を利用したデザインセレクトがおすすめです。金属の枠は下取りしてリフォーム費用に充てることができます。これが費用を削減する方法です。

ただし、重量が極端に重いジュエリーや単純な構造のジュエリーなどは安くなる場合や同等ぐらいに収まる場合もあります。状況や希望はお客様個々によって様々ですので、まずは専門店に相談することをおすすめします。

思い入れのあるものだから
地金(金属)も使いたい

この要望は叶えられます。ただし再利用できる金属と再利用ができない金属がありますので、専門店に確認が必要です。
例えば、祖母の形見の金の指輪の形(デザイン)を変え、孫が着ける指輪にリフォームしたい場合です。
一般的にジュエリーに思い入れがある場合、宝石である石を捉えがちですが、結婚指輪(マリッジリング)のような地金が主体の場合は、その地金自体に思い入れが生まれます。

  • 【9985話】祖母の形見の指輪2本を溶かし1本の指輪にリフォーム
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  • 地金(金属)を溶かして指輪を作る作業動画

    地金(金属)を積極的に使わない店舗が存在する理由

    「家の近所のジュエリーショップでは、自分の指輪の金属は使うことが出来なかったので、それは買い取りして、新しい商品を勧められた」というお話は、お客様からよく耳にします。このようなケースには、おそらく店舗が地金を利用しない方針を取っているか、在庫が豊富で在庫商品を優先して販売したいという理由が考えられます。

    地金を利用するには、専門知識と技術が必要です。そのため、地金を利用するサービスを提供するためには、これらの要素が欠かせません。当店はジュエリーリフォームを専門としており、地金を利用したサービスを主体にしています。お客様のご要望に合わせて、費用対効果の高い提案を行うことを心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

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