【10893話】遺品の宝石と指輪２本でダイヤのステーションネックレスを作る

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「以前、ハーフエタニティのダイヤの指輪から、ピアスを作成いただきました。
その時の余りのダイヤと、別のハーフエタニティリングからダイヤを取り出して合わせてブレスレットを作りたいと考えています。」とご来店予約をいただきました。
こちらの宝石、指輪２本は母親の遺品でした。
ブレスレットにリフォームしようと考えておりましたが、石が大きくイメージに合わなかったためネックレスにすることになりました。


《 打ち合わせのポイント 》
ご相談前は、個別でブレスレットとネックレスでどうかな？というお考えでした。
しかし、石の大きさが大きかったのでブレスレットに適当ではありませんでした。
また歳を重ね、ボリュームのあるネックレスも欲しくなっておられました。
そこで、これらの宝石で一本のネックレスをお作りすることになりました。
身体に合わせて全長を決め、それぞれの大きさの石の配置、間隔を決めていきます。
ご自身の身体にあったバランスの良いネックレスに仕上がりました。


《 お客様担当からひとこと 》
今回はお持ちの宝石の大きさが異なるものでしたので、宝石をランダムに配置しました。
この作業、やる前はイメージが湧きませんが、やってみると思っていたより明確に決めていくことができます。
デザインサンプルのネックレスもございますので、見比べながら考えることもできます。
楽しい時間ですので、ぜひ一緒に楽しみましょう！