QUEENS JEWELRY クィーンズジュエリー

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トリリアントカット ダイヤモンドの魅力と選び方|唯一無二の三角形カットをオーダーメイドで

バゲットカットのダイヤモンド

トリリアントカットダイヤモンドは、三角形のフォルムにシャープな美しさと個性的な輝きを宿す、希少性の高いカットです。一般的なラウンドカットとは異なる存在感を放ち、ジュエリーに独特の表情を与えてくれます。

本ページでは、トリリアントカットの特徴、魅力、選び方のポイントから、他のカットとの比較、価格の違い、そしてオーダーメイドで形にする際の注意点まで、ジュエリープランナーの視点からわかりやすく解説いたします。

「人とは違う特別な一石を手に入れたい」「希少な形を自分らしく身につけたい」――そんな想いに応える、感性と専門性を兼ね備えたガイドです。

目次

  1. トリリアントカットとは?―三角形に宿る特別な輝き
  2. なぜ選ばれるのか?―トリリアントカットの魅力と特徴
  3. トリリアントカットダイヤモンドの選び方
  4. 他カットとの比較と価格面のメリット
  5. 市場での希少性と出会いのタイミング
  6. オーダーの流れ|ご相談から完成まで
  7. 心惹かれる一石との出会いを、かたちに

トリリアントカットとは?―三角形に宿る特別な輝き

トリリアントカットは、その名の通り三角形を基調としたファンシーカットの一種で、力強さと繊細さをあわせ持つ独特の美しさが特徴です。正三角形に近いタイプや、角をわずかに丸めたフォルムなどもあり、シャープさと柔らかさが絶妙なバランスで共存しています。

もともとはサイドストーン(脇石)として用いられることの多かったカットですが、近年ではその存在感と個性が再評価され、センターストーン(中石)としても人気を集めています。

輝きの特徴とカット構造

トリリアントカットのファセット(カット面)は、通常31面から50面ほどに設計されており、繊細な煌めきと直線的な光の反射を兼ね備えています。ラウンドブリリアントカットのような細かい輝きというよりも、すっと跳ね返るようなシャープな光が印象的です。

また、三角形という形状の特性により、面積当たりの見た目のサイズ感が大きく、同じカラット数でも実際よりも大きく見える傾向があります。そのため、存在感を重視する方にとって非常に魅力的な選択肢となります。

ジュエリーデザインとの相性

個性的なフォルムを活かして、左右対称のデザインや幾何学的な構成にもよく映えるのがトリリアントカットの特徴です。ピアスやペンダントに仕立てれば顔まわりを明るく華やかに、リングにすれば指先にユニークでスタイリッシュな印象を添えてくれます。

一石でも十分な存在感を放ち、他の形との組み合わせ次第でさまざまな表現が可能な、デザイン自由度の高いカットです。

なぜ選ばれるのか?―トリリアントカットの魅力と特徴

ダイナミックで印象的な輝き

トリリアントカットは、鋭角的なラインと三角形の構造によって、力強くシャープな輝きを生み出します。光を受けたときの反射が直線的で、視線を引きつけるような存在感があります。他のカットにはない動きのある煌めきが魅力です。

顔まわりを明るく引き立てるフォルム

ピアスやペンダントに用いると、三角形の広がりが顔まわりに立体感と明るさをもたらします。特に、耳やデコルテなど肌に近い部分に配置することで、自然な輝きが肌のトーンを引き立て、洗練された印象に仕上がります。

指先に個性を宿すリングデザイン

リングのセンターストーンとして使用した場合は、一石でも十分な存在感があります。左右対称の幾何学的な印象により、スタイリッシュで都会的な雰囲気を演出することができます。重ねづけやモダンなデザインとの相性も良好です。

デザインアレンジの自由度が高い

三角形というシンメトリーな形状を活かして、さまざまなデザインバリエーションが可能です。

オーダーメイドならではの自由な発想を生かしやすく、自分らしいジュエリーを形にしたい方にとっては、非常に相性の良いカットといえます。

サイズ感と印象のバランスが優れている

視覚的な面積が広いため、比較的小さなカラットでも見た目のインパクトが強く、ボリュームを感じさせるジュエリーに仕上がります。同じカラット数でより印象的な仕上がりを求めたい方には、理想的な選択肢となるでしょう。

トリリアントカットダイヤモンドの選び方

トリリアントカットは個性的な形状ゆえに、選ぶ際にいくつかのポイントを意識することで、より満足度の高いジュエリーに仕上がります。ここでは、美しさと実用性を両立させるための判断基準をご紹介します。

透明度(クラリティ)に注目する

三角形の中央部分には広いファセット面があるため、インクルージョン(内包物)が見えやすい傾向があります。特に中央にある内包物は肉眼でも目立ちやすく、石の印象に影響を与えることがあります。一方で、角の先端付近にあるインクルージョンは、デザインによっては爪で隠せる場合もあり、全体のバランスを見て判断するのがおすすめです。透明感を重視する場合は、VSクラス以上を目安に選ぶと良いでしょう。

色味(カラー)は好みに合わせて

トリリアントカットは、ラウンドカットに比べて光の分散が控えめなため、ダイヤモンド本来の色味がストレートに感じられます。D~Fは無色、G~Hはほぼ無色とされ、どちらも透明感のあるクリアな印象に仕上がります。

I~Jではほんのりと温かみを感じられ、肌になじむ優しいトーンとして選ばれることもあります。さらにKカラー以降は黄色味が肉眼でも分かるため、あえてその色味を楽しむことで、個性や遊び心を取り入れたオリジナリティのあるジュエリーに仕上げることができます。

プロポーションのバランスを見る

トリリアントカットには、正三角形に近いタイプのほか、やや横長や縦長に見えるものもあります。ジュエリーデザインや着用する部位に合わせて、適切なバランスを選ぶことが重要です。たとえば、指が細い方には縦長のプロポーションが似合うこともあります。

シンメトリー(対称性)の確認

三角形という構造上、左右の辺や角度に歪みがあると、ジュエリーとしての仕上がりにも影響します。特にセンターストーンとして使用する場合は、バランスの取れた対称性のある石を選ぶことで、美しさが際立ちます。

出会いのタイミングも大切に

トリリアントカットは流通量が少なく、かつ好みのプロポーションやカラー、透明度を兼ね備えたものは限られています。理想にこだわりすぎるよりも、心惹かれる石との出会いを大切にすることが、満足のいくジュエリーづくりにつながります。

トリリアントカットの輝き方を動画で見る

他カットとの比較と価格面のメリット

トリリアントカットは、一般的なラウンドブリリアントカットと比べて、デザイン性だけでなく価格面でも魅力があります。同じ品質でも価格に差が出る理由や、見た目の印象の違いについて解説します。

価格が割安になりやすい理由

トリリアントカットは、ラウンドブリリアントカットに比べて市場での需要が小さい傾向があり、それが価格にも反映されています。ラウンドは婚約指輪の定番として高い人気を保っているため、相場が高止まりする傾向があります。

一方、トリリアントカットはデザイン性を重視する方に好まれますが、供給量が少なく、需要が限られるため、価格が比較的安定しやすくなっています。

原石の形状を活かしやすいカット

トリリアントカットは、もともと厚みのない原石や、不定形の原石から効率的にカットしやすいスタイルです。カットロス(削り落とす部分)が少ないため、原石を無駄にせず使えるという点でもコスト面に優れています。

同じカラット数でも大きく見える

三角形の形状は面積効率が高く、視覚的なサイズ感が大きく感じられます。たとえば、0.5カラットのラウンドよりも、0.5カラットのトリリアントの方が横幅が広く、ボリューム感がある印象になることもあります。

限られた予算の中でも、見た目にインパクトのあるジュエリーを探している方にとって、トリリアントカットは有力な候補となるでしょう。

具体的な価格のめやす

  トリリアントカット ラウンドブリリアントカット
当店の価格のめやす 257,000円 435,000円
カット(輝き) MOD. TRIANGULAR BRILLIANT
(トリリアントブリリアントカット)
3Excellent、H&C
カラット(重量) 1.0 1.0
カラー(色) J J
クラリティー(透明度) VS2 VS2

※価格は2025年4月時点の参考例です

このように、同グレードであっても価格差が出やすく、トリリアントカットはコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

トリリアントカットのダイヤモンドの鑑定書

トリリアントカットのダイヤモンドの鑑定書

市場での希少性と出会いのタイミング

トリリアントカットのダイヤモンドは、市場に流通するダイヤモンド全体の中でもごくわずかです。特に、理想的なプロポーションや透明度、カラーを備えた一石となると、さらに出会える確率は限られてきます。

なぜ希少なのか

トリリアントカットは、ラウンドブリリアントのように規格化されていないため、個体差が非常に大きいカットです。三辺の長さや角度、シンメトリーのバランスなどが一石ずつ異なり、大量生産には向きません。

また、原石の形やサイズに合わせてオーダー的にカットされることが多く、同じ形・同じサイズの石を複数そろえることが難しいため、市場全体でも取り扱いは限定的です。

再び出会えるとは限らない

ラウンドカットであれば「同じカラット・グレード・直径サイズ」の石が複数存在することがありますが、トリリアントカットではそれがほとんどありません。細かい条件をすべて満たす石は、市場に一石だけということも少なくないのです。

出会いの直感を大切に

石を見て心が動いたとき、それはまさに運命の一石といえるかもしれません。完璧を追い求めるよりも、自分の感性に響くかどうかが選ぶうえでの重要な基準になります。

特にトリリアントカットは、ジュエリーに仕立てることでその個性が際立つため、石との出会いのタイミングを大切にしながら選んでいただくことをおすすめします。

オーダーの流れ|ご相談から完成まで

トリリアントカットは、一石一石が異なる個性を持つ特別な存在です。その魅力を最大限に引き出すためには、既製の枠にはまらないオーダーメイドという選択が最適です。

ここでは、初めての方でも安心してご相談いただけるよう、ご注文から完成までの流れをご紹介します。

【1】まずはお気軽にご相談を

専用フォームまたはお電話にて、お気軽にご相談ください。「どんなジュエリーに仕上げたいか」「予算はどれくらいか」「希望する石の雰囲気はあるか」など、具体的でなくても問題ありません。ご希望を言葉にするところから、私たちが丁寧にサポートいたします。

【2】お電話でのヒアリング(来店前)

ご連絡いただいた内容をもとに、専門スタッフが丁寧にヒアリングを行います。特に以下のポイントをお伺いし、最高のご提案に向けた準備をいたします。

ヒアリングを通じて、あなたにぴったりのトリリアントカットルース(裸石)をご用意します。

【3】店舗で実物を確認しながらデザイン相談

ご来店時には、実際のトリリアントカットダイヤモンドをご覧いただきながら、フォルムや輝き、色味などを確認いただけます。現物サンプルやデザインイメージをご覧いただきながら、最適なご提案とお見積もりをその場でご案内いたします。

【4】ご納得のうえで正式オーダー

すべての内容にご納得いただいてから、正式なご注文を承ります。制作期間の目安やお渡し方法なども丁寧にご説明いたします。初めての方でも、安心して進めていただけるよう、わかりやすく丁寧な対応を心がけております。

世界にひとつだけのジュエリーを、ご一緒に形にしていきましょう。

実際のご依頼事例|トリリアントカットダイヤモンドピアス

ご相談から約1ヶ月半。片耳だけのピアスに個性を込めて、お客様の感性に寄り添ったトリリアントカットのジュエリーをお仕立てした実例をご紹介しています。

心惹かれる一石との出会いを、かたちに

トリリアントカットダイヤモンドは、三角形というユニークなフォルムに、シャープさと優美さを兼ね備えた特別な輝きを宿しています。カラット数以上の存在感を放ち、見る人の印象に残るジュエリーに仕上がるカットです。

市場に流通する数は少なく、プロポーションや透明度、色味など、条件がそろった一石との出会いはまさに一期一会。その希少性こそが、トリリアントカットの最大の魅力でもあります。

そしてこの特別なダイヤモンドを、自分らしいかたちでジュエリーに仕立てるためには、オーダーメイドという選択が最もふさわしい方法です。

理想を追いすぎるのではなく、心惹かれる一石に出会ったときの直感を信じて、ぜひあなただけのトリリアントカットジュエリーを形にしてみてください。

私たちは、その出会いと完成までの時間を、大切にサポートいたします。

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