QUEENS JEWELRY クィーンズジュエリー

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オンラインリフォーム

【13096話】母のオパールリングを普段使いに―面影を映すK18リフォーム

母のオパールリングを普段使いに―面影を映すK18リフォーム

矢印

アイテム リング
石のカット カボション
石の大きさ 16.75mm×10.52mm(5.17ct)
制作方法 パターンオーダー
金属の種類 イエローゴールド

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母のオパールリングを普段使いに―面影を映すK18リフォーム

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ジュエリー制作物語

【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お母様から譲り受けた複数のジュエリーの中に、特に思い入れのあるオパールリングがありました。
ご本人はまだご健在ながら、もう身につけることはなく、着物や装飾品なども含めて少しずつ整理を始めたいというお考えの中で、「母の面影を残しながら、自分が普段使える形にしたい」との想いからご相談をいただきました。
もともと古いデザインのリングは、石のサイズが大きく華やかでしたが、普段づかいには少し重たく感じるとのことで、雰囲気を変えつつも、お母様の愛用していたリングの記憶を活かすリフォームを目指しました。

【デザインのご提案とこだわり】
お持ちいただいたオパールは、鑑別書にも記載の通り天然オパールのオーバルカボション。
ボリュームがあるため、あえて縦置きにして中指用としてバランスを取りました。
リング腕は幅約2.5mmの細め甲丸に設定し、軽やかで日常に馴染む印象に。
石留めはふせ込みをベースにしながら、母のリングの印象を継ぐように、爪を十字に配してアクセントを加えました。
この爪はデザイン的な個性を演出するとともに、補強の役割も兼ねています。
「母の指輪をリフォームして作った」という物語が形として残るよう、過度な装飾を避け、オパールの柔らかな遊色を引き立てる構造を意識しました。

【完成したジュエリーとその魅力】
完成したリングは、K18イエローゴールドの柔らかな色味がオパールの遊色を引き立て、上品で落ち着いた印象に仕上がりました。
石座の丸みと高さのバランスが絶妙で、指に着けた時の収まりの良さが際立ちます。

お客様からは、
「イメージしていたものとは少し違うけれど、良い意味で違っていた」
「石座の丸み具合や、オパールを包み込む雰囲気がとても気に入りました」
「着けてみて、“これなら普段から着けていけそう”と思えました」
とのお声をいただきました。

日常に溶け込みながらも、見るたびにお母様の面影を感じられる――そんな穏やかな存在感を持つジュエリーになりました。

【ジュエリープランナーより】
お母様が大切にされていたリングを、これからお嬢様が日常で楽しめる形へ――。
素材やデザインの中に“記憶を残す”というリフォームの本質が詰まった事例でした。
思い出の品をただ保管するのではなく、日々の中で輝かせることが、想いを未来へとつなぐ最良のかたちだと改めて感じます。
今後もお手持ちのジュエリーを通じて、こうした“受け継ぐ喜び”をお届けできれば幸いです。

お客さまの声

お客様からのお声お待ちしております(^▽^)o

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