アイテム | ペンダント |
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石のカット | オーバル |
石の大きさ | 4.0mm×3.0mm(0.31ct) |
制作方法 | デザインセレクト |
金属の種類 | プラチナ |
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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
神戸で長年ピアノ講師として活動されてきたお客様。義母の形見として受け継いだブルーサファイアのペンダントは、枠のメッキが変色してしまい、このままでは普段使いが難しいものでした。そこで、ご自身のライフスタイルに自然に寄り添うジュエリーへとよみがえらせたいとご相談いただきました。
【デザインのご提案とこだわり】
事前鑑別の結果、センターストーンは天然ブルーサファイア、脇石は模造石、枠はメッキ仕上げであることが判明しました。このような仕様は海外土産のペンダントに多く見られます。お客様はサンプルの中から、すっきりとした「しずく型」のデザインを気に入られ、その形をもとに制作が進められました。サファイアの深い青を引き立てるため、シンプルなプラチナ枠で包み込み、普段着にも映えるように設計しました。
【完成したジュエリーとその魅力】
リフォーム前は花のように脇石が囲むデザインでしたが、経年により金属のくすみや石の変色が目立っていました。リフォーム後は、余分な装飾を排し、ブルーサファイアの美しさを最大限に活かしたペンダントに。チェーンと一体感を持つモダンなシルエットは、Tシャツやシンプルなブラウスの上にも自然に調和します。日常の装いに気軽に取り入れられるジュエリーへと生まれ変わりました。
【ジュエリープランナーより】
想い出を大切にしながらも、普段の生活で気軽に身につけられる形へと仕立て直すことが、ジュエリーリフォームの大きな価値です。今回のサファイアペンダントも、義母様の思い出を未来へつなぐ一品として、新しい時間を刻んでいけることを願っております。