アイテム | ペンダント |
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石のカット | 珠 |
石の大きさ | 直径11.0mm |
制作方法 | デザインセレクト |
金属の種類 | プラチナ |
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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
ご相談くださったのは、義祖母様の形見分けで数点のジュエリーを受け取られたお客様でした。義母様やご親族とともに分けられた中で、ご自身にはパールの指輪とネックレスが手元に。どちらも思い出の詰まった大切な品ですが、「このままでは使う機会がないかもしれない」と感じ、リフォームのご相談にお越しくださいました。
【デザインのご提案とこだわり】
まず、サイズが合わず使用できなかったパールリングについては、ペンダントトップへのリフォームをご提案いたしました。普段使いしやすく、なおかつ上品な雰囲気を演出するため、シンプルながらもダイヤモンドが一粒輝くデザインを選択。チェーンに通す金具部分も程よくボリュームがあり、ジュエリー全体に品のある存在感を持たせています。
さらに、ロングタイプのパールネックレスは冠婚葬祭用として使いやすい長さに糸替えを行うことに。糸替え後、余ったパールについては「無理にすべて使い切るのではなく、必要なタイミングで必要なアイテムに活用する」というご提案を差し上げました。
【完成したジュエリーとその魅力】
リフォーム後のペンダントは、かしこまりすぎず自然体で使えるジュエリーに生まれ変わりました。義祖母様の思い出を胸に、日常の装いにもそっと寄り添ってくれるような仕上がりです。使われなかったリングが、新たな形で息を吹き返した瞬間でした。
【ジュエリープランナーより】
ご相談の中で何度もおっしゃっていた「いつか使えたらいいな」というお言葉が、とても印象に残っています。思い出はそのままに、今のライフスタイルに合う形に整えていく。ジュエリーリフォームとは、そうした未来志向の想いを形にするお手伝いでもあります。これからも、大切な節目や日常のワンシーンに寄り添うジュエリーでありますように。