【13024話】母娘で紡ぐ形見のリフォーム－ゴールド×ダイヤで普段使いの指輪

ジュエリー制作物語

【ご相談のきっかけ（想いの背景）】
祖母の遺品整理をきっかけに、母娘でご来店くださいました。
以前のご来店では、メレダイヤ入りのネックレスをイエローゴールドのエタニティリングへとリフォームされ、仕上がりを大変気に入ってくださったお客様。
「今回もぜひお願いしたい」とのお気持ちで、再びご相談にお越しいただきました。
今回は、「このままでは使うことがない」という指輪のリフォーム。お母様と一緒にジュエリーを一つひとつ見直しながら、ご自身の暮らしに合ったジュエリーとして生まれ変わらせたいというご希望がありました。

【デザインのご提案とこだわり】
前回ご提案したデザインをベースに、今回はさらにいくつかのバリエーションをご案内し、比較しながらご検討いただきました。
お客様のご希望は、「細めのリング」「イエローゴールド素材」「右手の中指に普段使いできるもの」という明確なイメージをお持ちでした。
細身ながらも存在感のあるフォルムを意識し、シンプルでありながら横から見るとリボンを結んだような程よい抜け感と柔らかさを持たせたデザインに。
日常の装いにも自然となじみ、指に通したときにふと嬉しくなるような仕上がりを目指しました。

【完成したジュエリーとその魅力】
完成したリングを初めて指に通した瞬間、お客様は笑顔で「テンション上がります！」とおっしゃってくださいました。
右手の中指にぴったりと収まり、前回制作したエタニティリングとの重ねづけも美しく調和する仕上がりに。
今回は普段使いを意識したシンプルなデザインでしたが、「前回のエタニティリングにダイヤを追加するかもしれません」とのご相談もあり、今後へとつながる温かなご縁となりました。

【ジュエリープランナーより】
前回に続き、今回もお母様とご一緒にお越しいただけたことを、とても嬉しく思っております。
お客様がご自身のライフスタイルに合わせてジュエリーを見直し、母娘で楽しみながら大切な品を活かしていこうとされる姿に、私たちも心動かされました。
これからも、お手持ちのジュエリーを未来へとつなぐお手伝いができれば幸いです。
彼氏さまとの特別なジュエリーも、ぜひご一緒にご相談ください。