【12969話】結婚20周年に贈る天然ダイヤの一粒ネックレス

ジュエリー制作物語

【ご相談のきっかけ（想いの背景）】
「結婚20周年を迎えるにあたって、妻に特別なネックレスを贈りたい」
そんな温かな想いを胸に、滋賀からご来店くださったご主人。
この日はお一人でのご来店でしたが、奥様は近くでお待ちくださっているとのこと。
「プレゼントのことは任せるよ」とおっしゃっていた奥様の言葉には、ご主人への信頼と、ジュエリーという贈り物に託した夫婦の絆が感じられました。
ご相談内容は、人生の節目を彩る“一粒ダイヤのネックレス”。素材はプラチナ、そして「ラボグロウンダイヤモンドも一度見てみたい」とのご希望もありました。

【デザインのご提案とこだわり】
奥様は既にプラチナのトリロジーペンダントをお持ちとのこと。今回はシンプルで日常使いもしやすい、一粒タイプのネックレスをご希望されていました。
ご予算は10万円台。その中でご提案したのは、ラボグロウンダイヤモンド0.5ctと、天然ダイヤモンド0.4ctの2つの選択肢です。
どちらも魅力的でしたが、デザインによって石がより大きく見えることをご説明した上で、最終的には「より特別感を感じられる天然ダイヤ0.4ct」にお決めいただきました。
シンプルながら存在感があり、20周年の節目にふさわしい輝きが選定の決め手となりました。

【完成したジュエリーとその魅力】
選ばれたネックレスは、プラチナの上品な輝きと、天然ダイヤモンドの繊細で澄んだきらめきが印象的な一品。
デコルテにそっと寄り添うフォルムは、シンプルながらも確かな存在感を放ちます。
奥様がすでにお持ちのジュエリーとの相性も良く、これからの日常にも特別なシーンにも、自然に馴染むデザインです。
夫婦の思い出がひとつ、またひとつ、ジュエリーの形として増えていく--そんな瞬間に立ち会わせていただけたことが、私たちにとっても大きな喜びです。

【ジュエリープランナーより】
今回ご相談いただいたご主人は、阪神タイガースをこよなくご家族との時間を、いつも大切にされている方でした。
5月にはご家族で甲子園観戦のご予定もあるとのこと。そんなご夫婦の20年という軌跡に寄り添うジュエリー選びのお手伝いができたことを心より感謝申し上げます。
今回はご都合により宅配での納品となりましたが、次の記念日や思い出の節目に、またご来店いただける日を楽しみにしております。