アイテム | ペンダント |
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石のカット | オーバル |
石の大きさ | 6.21mm×7.02mm(1.68ct) |
制作方法 | パターンオーダー |
金属の種類 | プラチナ |
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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
30年来のご友人と共にご来店くださったお客様。ご相談のきっかけは、お母さまから受け継がれた大切なジュエリーでした。長年大切に保管されていたものの、「日常でも身につけられるように」との想いが募り、リフォームを決意されたそうです。中でも特に思い入れのあるサファイアの指輪を、新たなかたちで未来へとつなぎたいというお気持ちが、ひしひしと伝わってきました。
【デザインのご提案とこだわり】
お客様は事前に当店のウェブサイトをご覧くださり、あるネックレスのデザインに心を惹かれていたとのこと。そのデザインをベースに、サファイアの指輪をペンダントへとリフォームするプランをご提案しました。
6.21mm×7.02mm(1.68ct)のオーバルカットサファイアが引き立つよう、プラチナ素材でシンプルかつ上品に仕上げ、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンでお使いいただけるようバランスを意識しました。
チェーンは少し長めの50cmでお仕立てし、さらにアジャスターカンを5cm下に配置することで、装いに合わせて2通りの長さでご使用いただける仕様に。ご試着を通じて、ご本人に最もフィットする長さと使い勝手を一緒に確認させていただきました。
元の指輪枠については、地金や脇石として再利用できるようお返しし、今後のリフォーム候補としてエタニティリングなどもご提案しています。
【完成したジュエリーとその魅力】
深く澄んだブルーのサファイアが、軽やかで洗練されたネックレスへと生まれ変わりました。指輪のときとは異なる表情を見せながらも、胸元で静かに輝き続けるその姿は、お母さまとの想い出をそっと抱きしめるような、やさしい存在感を放っています。新たなかたちとなったジュエリーは、これからの毎日に寄り添い、そっと背中を押してくれるお守りのような存在になることでしょう。
【ジュエリープランナーより】
お母さまの大切なジュエリーを、長年のご友人とご一緒に丁寧にリフォームされる――そのお姿に、ジュエリーがつないでくれるご縁のあたたかさを感じました。想いを分かち合いながら選ばれたデザインが、これからもお客様の人生を照らす存在となることを願っております。末永くご愛用いただけますように。