【12542話】30年の愛の証を息子の門出に託す：婚約指輪のリフォーム

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
結婚30周年という節目を迎えられたご夫婦が、息子様の結婚式を機に、婚約指輪をリフォームされたいとご来店されました。
奥様は、結婚指輪を紛失されてしまったとのこと。保育士としてお仕事されていたため、外したりしていたことが原因かもしれません。
ご主人は、結婚指輪をほとんど着けられていなかったとのことですが、最近着けてみるとサイズがきつくなっていたため、サイズアップもご希望です。
ご夫婦ともに、息子様の結婚式で指輪を身に着けられるよう、リフォームを希望されました。

《 打ち合わせのポイント 》
まず、サンプルからデザインを選び、第一印象で気に入ったものをいくつかピックアップしました。
使うシーンは、今後のお出かけにも使えるようなデザインをイメージしながら、晴れの日の装いにも映えるようなものを選びました。
ご主人の結婚指輪は、サイズ直しをして使えるようにします。

《 お客様担当からひとこと 》
30年間、ご夫婦の愛を繋いできた婚約指輪と結婚指輪。息子様の結婚式という新たな門出を機に、リフォームという形で未来へと繋げていくお手伝いをさせていただきました。
ご夫婦の想いを込めた、世界に一つだけの特別な指輪に生まれ変わるよう、心を込めてご提案させていただきました。