【12440話】百貨店で断れた穴あきトルコ石のリフォームで思い出蘇る

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
息子がトルコ旅行で買ってきてくれた、思い出のトルコ石ペンダント。旅行は父、妹の3人でカッパドキアへ行った15歳の中学生の息子からのサプライズプレゼントで、当時の反抗期にもかかわらず、母親はその思いに感動しました。しかし、トルコ石のペンダントが金具の問題で使えなくなり、リフォームを検討中。百貨店での相談は穴の開いた石に対応できず、デザイン提案もスムーズに進みませんでした。

《 打ち合わせのポイント 》
希望はシンプルながらも石がぶら下がるペンダント。実物サンプルからデザインを選ぶ形で進めました。

《 お客様担当からひとこと 》
穴の開いた石の加工にはリスクが伴いますが、当店ではこれまで一度も事故が発生していません。職人の高い技術と密なコミュニケーションが土台となっております。ただし、お客様とリスクを共有することも重要。お客様の思いとリスクを天秤にかけ、思いが強ければ精一杯の努力をいたします。百貨店で断れたことでも、ぜひジュエリーリフォーム専門家にご相談ください。