アイテム | リング |
---|---|
石のカット | オーバル |
石の大きさ | 11.30mm×14.61mm(6.971ct) |
制作方法 | パターンオーダー |
金属の種類 | プラチナ、ピンクゴールド |
↑ マウスを重ねると大きく表示できます ↑
ジュエリー制作物語
《 背景・ご要望 》
一周忌を終え、母の宝石を整理する機会が訪れました。その中にはアクアマリン裸石(ルース)が含まれていました。この宝石を活かし、母と娘が共用できる特別な指輪を制作することがご希望でした。
《 打ち合わせのポイント 》
お客様は以前、ポメラートのヌードリングを愛用していましたが、石が欠けてしまい、高額な修理費用がかかることから修理を諦めました。この経験から、アクアマリンを使用して、細身のリングに宝石をセットするデザインが希望されました。また、ヌードリングのメレダイヤ付きデザインに憧れており、今回の指輪にもメレダイヤを使用したいとのご要望でした。
金属の色については、指輪本体をピンクゴールドで制作し、石座にはプラチナを使用するか、完全にプラチナ一色で制作するかの検討が行われました。最終的に、プラチナ一色では物足りなさを感じるため、指輪にピンクゴールドを取り入れ、明るさをプラスすることが決まりました。
《 お客様担当からひとこと 》
指輪の仕上がりは、アクアマリンとプラチナ、ピンクゴールド、ダイヤモンドの色合いが絶妙に調和し、特別な思い出を刻む素晴らしい作品となりました。お客様はご試着いただいた際に、見た目には存在感があるものの、指に着けると驚くほど軽やかで、日常的にさらっと身につけることができるとおっしゃっていました。この指輪は、母の思い出が宿った特別な宝物となることでしょう。