アイテム | リング |
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石のカット | オーバル |
石の大きさ | 5.34mm×4.95mm(0.68ct) |
制作方法 | パターンオーダー |
金属の種類 | イエローゴールド |
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ジュエリー制作物語
《 背景・ご要望 》
「亡くなった母のアクセサリーがいくつかあります。指輪やネックレスには石が使われていますが、どのような石かやその価値については全く分かりません。高価なものではないと思いますが、もし可能であれば見ていただき、リフォームを考えています」との相談をいただきました。
こちらは母のルビーの指輪でした。
《 打ち合わせのポイント 》
ご相談される前は、この指輪が母にとって何の指輪なのか不明でした。
この指輪の内側にはイニシャルの刻印があり、同時に持ってこられた母の結婚指輪と同じでした。今回の相談で、ルビーの指輪が母の婚約指輪だったことが判明しました。
このような背景を知り、この指輪にはより思い入れが生まれました。そこで、センターストーンのルビーに加えて脇石のダイヤモンドを利用し、新しいデザインをご提案しました。
これにより、思い出を残しつつも、指輪に新たな輝きを与えることができました。
《 お客様担当からひとこと 》
同居されているお父様にこのお話をされると記憶が蘇り、それはお母さんにあげた婚約指輪だったとと判明しました。
当時、ダイヤモンドは高価で手に入りにくく、ルビーを使用することになったそうです。幸いにも、そのルビーが今回ご相談にいらっしゃったお嬢様の誕生石だったのです。
お話をじっくり伺えたことで、本当に思い入れの深い指輪を作ることができました。素敵なジュエリー作りのお手伝いをさせていただき、本当にありがとうございました。
婚約指輪と、母・祖母の遺したアクセサリー合わせて指輪3点、ネックレス1点、ブレスレット1点の計5点のリフォームをお願いしました。
依頼するお店をたくさん調べましたが実績やホームページの内容のわかりやすさなどを参考に、何年も前からお願いするならクイーンズジュエリーさんと決めていました。説明もしっかりしてくださるのでとても安心感のあるお店です。
婚約指輪は義理の母が、夫が子供の時からから「将来のお嫁さんに」と準備してくれていたものです。大切にしていたのですが使わないのも勿体無いので10年たったので普段でも使いやすいように何パターンかイメージをお持ちしたところ、石の大きさや耐久性など考えた上でイメージに合ったものを提案して下さいました。
母や祖母の遺したアクセサリーも、何の石か金属かわからないものも親切に見てアドバイス下さりリフォームするものを決めることが出来ました。
その中にあったルビーの指輪は私も知らなかったのですが父が母へ婚約指輪として贈ったもので、岡本さんが中の刻印から気付いて下さいました。出来上がりを父に見せると大層喜んでいました。
たくさんあるサンプルの中から親身に一緒に考えて下さり、どのアクセサリーも自分好みの納得のいくものに仕上げて下さいました。
既製品も良いですが、思い出の品を自分にあったデザインにできることでより一層愛着が湧きます。
費用も不要な金属は買い取って下さったので考えていた予算よりリーズナブルでした。
アフターフォローもしっかりされているので安心ですし、また手持ちのアクセサリーでお願いしたいと思っています。
お客様N・Nさま