【11567話】母が昔に買ったブルーダイヤの指輪を娘のネックレスに

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「指輪からネックレスにリフォームしたい」とご来店予約をいただきました。
当店は2度目のご利用で、お母様、お父様、娘様の３人でお越しくださいました。
ご依頼の指輪はお母様が昔に誕生石がダイヤモンドだということで、色が気に入って買ったブルーダイヤの指輪でした。
今回のリフォームのきっかけは、大学生のお嬢様がファンシーショップで売っているネックレスを買っては切るを繰り返すので、それなら使っていないダイヤモンドがあるからネックレスにリフォームして使ったら？という話になりました。


《 打ち合わせのポイント 》
ご依頼品の石の大きさを確認し、該当するデザインセレクト枠からお好きなデザインをお選びいただきました。
デザイン選びは、お嬢様とお母様が主体となって選ばれ、最終はお嬢様がカジュアルに使えて、フォーマルな場でも良いようなデザインに決定されました。


《 お客様担当からひとこと 》
１度目のご依頼は、お母様の使わない指輪をご自身が使うネックレスにリフォームさせていただきました。
その後とても重宝しているようです。
そして、もっと早くリフォームしてすれば良かったと思ったご経験から、この指輪も同じ状況なので、やるなら早めにリフォームして、お嬢様にたくさん使って欲しいとおっしゃておられました。
私もその考え方に賛成です。
宝石は「つくる」「渡す」「使う」ことによって想いが宿ります。
大切なものをご家族で共有していただけるお手伝いができればと幸いです。