

| アイテム | ペンダント |
|---|---|
| 石のカット | 珠 |
| 石の大きさ | 直径7.90mm |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | ピンクゴールド |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お客様がお持ちくださったのは、おばあさまの真珠のリングです。お客様の幼い頃の記憶にあるおばあさまは、休日になると着物を身にまとって百貨店へ出かけ、ジュエリーや呉服の売り場を訪れるのを楽しみにされていた方だったそうです。
このリングはお母様が受け継ぎ、長いあいだお母様のもとで大切に保管されてきました。
今年、お嬢様が二十歳を迎えられます。「このままでは受け継げないので、まずは自分が使える形にしたい」。いずれお嬢様へ渡すことを見据えて、まずはお客様ご自身が身に着けられるネックレスへの作り替えをご希望されました。
【デザインのご提案とこだわり】
お預かりした真珠は、安心してお預けいただくための最初の大切なステップである無料の事前鑑別で、アコヤ養殖真珠であることを確認しています。
プランナーがお伝えしたのは、お客様が使っている姿をお嬢様に見せることで、ジュエリーへの愛着が自然と育っていく、ということでした。
ペンダントのデザインは、たくさんの候補の中から三つに絞り込み、見比べながら選んでいただきました。最終的に選ばれたのは、光が放射状に広がるようなモチーフの下に真珠が揺れるデザインです。地金はピンクゴールドで仕立てることになりました。
チェーンを選ぶとき、お客様が気にかけていらしたのはお嬢様にも似合うかどうかということでした。ご自身の好みだけでなく、いずれ受け継ぐ方の胸元まで思い描いて選ばれています。
【完成したジュエリーとその魅力】
モチーフには細やかなダイヤモンドが留められ、中心から四方へ伸びるラインの先で、ひと粒ずつがきらめきます。その下で揺れる真珠を、ピンクゴールドのほのかな桜色のぬくもりがやさしく引き立てています。
制作にあたっては、真珠をいったん元の枠から外し、状態を確かめてから新しい枠に仕立てました。長く大切にされてきた珠を、これから先も安心して使っていただくための手順です。
チェーンは、面カットを施した粒が連なる構造で、動くたびに細かな光を返します。お渡しの日には完成品を試着していただきながらお話を伺いました。しばらくはお嬢様と一緒に使い、その先で、いつか受け継いでもらうご予定です。
【ジュエリープランナーより】
おばあさまが大切にされていた真珠は、お母様、お客様の手を経て、いつかお嬢様へと渡っていきます。成人という節目に、受け継ぐ準備を「まず自分が使うこと」から始められたお客様の選択に、深く共感しました。母娘で同じ一本を分かち合う時間が、このネックレスの新しい物語になっていくことを願っています。ご家族の想いを、これからも一緒に見守らせてください。