

| アイテム | ペンダント |
|---|---|
| 石のカット | 珠 |
| 石の大きさ | 直径7.5mm |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | イエローゴールド |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お客様がお持ちくださったのは、お母様のパールネックレスに添えられていた余り珠です。余り珠とは、糸替えや修理に備えて、ネックレスとともに用意される予備の珠のこと。ネックレスに通されることのないまま、一粒だけで大切に残されていました。
長く手元に置いてきたお母様のジュエリーを、普段のお出かけにも身に着けられる形にしたい。リフォームするならどんな形にしようかと、思い描く時間も楽しみのひとつだったといいます。そう考えを重ねて、ご来店くださいました。
この一粒は、ペンダントにすることを最初から考えていらしたそうです。地金の色についても、真珠にはゴールドと心に決めていました。
【デザインのご提案とこだわり】
ご相談の前は、珠をバチカン(チェーンに通すための金具)に吊るすだけの形を思い描いていたそうです。当店のサンプルをご覧になるなかで、円すい形のキャップで珠を包むシンプルなデザインがあることを知り、気に入ってお選びになりました。デザインは、実際にサンプルを手に取って、形を確かめていただいています。
加工の前には事前鑑別(宝石の種類を科学的に確かめる検査)を行い、アコヤ養殖真珠であることを確認しました。安心してお預けいただくための、最初の大切なステップです。カード型の鑑別書は、完成品とともにお渡ししています。
【完成したジュエリーとその魅力】
ネックレス用の珠には、糸を通すための穴が上下に貫通しています。上の穴は円すいのキャップで覆い、下の穴は小さなゴールドの金具でふさぐことで、一粒のペンダントとして美しく完結するよう仕立てました。
K18イエローゴールドのキャップは、すっと伸びる円すいのライン。側面にチェーンを通す開口があり、吊るすための金具を別に付けず、すっきりとまとまっています。直径7.5mmのアコヤ真珠のやわらかな照りを、ゴールドの温かな色が引き立てます。
チェーンは、カットを施した小さな粒が連なるタイプをお客様がお選びになりました。粒の一つひとつが光を返し、真珠とゴールドの輝きをつないでいます。納品の際には「セーターを着た時にも似合いそう」とお話しくださいました。
【ジュエリープランナーより】
余り珠は、ネックレスの予備として大切に残されていても、それだけで身に着ける機会はなかなかありません。今回は、お客様が決めていた「真珠にはゴールド」という組み合わせを軸に、一粒を主役にした装いへと仕立てました。珠に穴があいていても、留め方を工夫すれば、一粒の美しさをそのまま活かせます。手元に眠っている余り珠も、新しい形で日常に迎えることができます。