

| アイテム | ペンダント |
|---|---|
| 石のカット | カボション |
| 石の大きさ | 7.07mm×8.40mm(1.70ct) |
| 制作方法 | パターンオーダー |
| 金属の種類 | プラチナ |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お母様から受け継いだ、アメジストの指輪。ご夫婦でご来店くださったお客様は、このアメジストを、ネックレスとして身に着けられるように仕立て直したいとご相談くださいました。
お問い合わせの段階から、ご希望ははっきりしていました。チェーンを通す金具(バチカン)のない一体型で、普段使いしやすいシンプルなデザインに。思い描くかたちも、すでにお持ちでした。
指輪の中央で存在感を放っていたのは、深い紫色のアメジスト。その一石を主役に、お母様の指輪を、日々の胸元に寄り添うジュエリーへと仕立て直す。それが今回のご相談の出発点です。
【デザインのご提案とこだわり】
お客様の思い描くデザインをもとに、プランナーは石の留め方、石座の形、チェーンのつなぎ方を一つずつ組み合わせ、かたちにしていきました。
楕円のアメジストは横向きに置き、4本の爪で留めることに。横長に配置することで、胸元にやわらかな広がりが生まれます。そしてバチカンを使わず、チェーンを石座の両側に直接つなぐ構成としました。石とチェーンがひと続きになるすっきりとした姿は、ご希望の一体型そのものです。
チェーンの長さは40cmとし、3cm短くできるアジャスターを付けています。装いに合わせて長さを選べるのも、普段使いには心強い点です。デザインからチェーンまで、すべて試着のうえで決めていただきました。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したのは、プラチナ900のネックレスです。アメジストは、オーバルのカボション(カットせず、なめらかな山形に磨き上げた形)。安心してお預けいただくための最初の大切なステップとして事前鑑別を行い、天然アメジストであることを確かめています。
石座(石を留める台座)は、石の形と大きさに合わせて手作りしました。側面はすっきりとした一段のつくりです。4本の爪が石をしっかりと支えながら、アメジストの深い紫を存分に見せてくれます。
チェーンは1本を半分に分け、石座の両側に丸カン(小さな輪状の金具)でつないでいます。丸カンはどちらも縦向きに付けました。こうして、胸元で静かに横たわる一粒の紫が完成しました。
【ジュエリープランナーより】
ご相談の際、いつかご自身の誕生石でネックレスを作りたい、というお話もうかがいました。石の大きさやカットはまだ決まっていなかったため、まずはこのネックレスを身に着けてから、具体的に考えてみることをおすすめしました。納品の際も、焦らずに、欲しくなったときにご連絡いただくことに。身に着ける日々の中で、次のジュエリーへの想いがかたちになるときを、楽しみにお待ちしています。