QUEENS JEWELRY クィーンズジュエリー

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オーダー&リフォーム

【13438話】婚約指輪を普段使いへ。母の地金で包む祖母のダイヤ

婚約指輪を普段使いへ。母の地金で包む祖母のダイヤ

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アイテム リング
石のカット ラウンド
石の大きさ 0.402ct
制作方法 パターンオーダー
金属の種類 イエローゴールド、お持ちの金属

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婚約指輪を普段使いへ。母の地金で包む祖母のダイヤ

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ジュエリー制作物語

【ご相談のきっかけ(想いの背景)】

はじめのご相談は、13年前にお作りになった婚約指輪のことでした。もとはお祖母様の形見の立て爪リング(石を高く持ち上げて留める、古くからの技法)で、そのダイヤモンドを受け継いで指輪へ仕立て直された一本です。

けれど年月とともに指のサイズが合わなくなり、デザインも日々の装いには少し華やかで、使う機会がなくしまったままになっていたといいます。

お客様は、男の子三人の子育てに追われる毎日を送っておられます。あわただしい一日のなかで、ふと手元に目をやったときに心がほどけるような、出番の増える指輪にしたい。それが今回のご相談の出発点でした。


【デザインのご提案とこだわり】

ご相談の日、お客様はもう一つの包みも携えてこられました。今はもう会えないお母様が遺されたジュエリーです。当初は手放すことも考えておられたそうですが、そのなかにイエローゴールドの品が数点あり、地金として溶かせば今回の指輪に活かせます。当店からは、その方法をご提案しました。

せっかく使えるなら、母のものを」。お客様はそう選ばれ、お祖母様から受け継いだダイヤモンドを、お母様の地金が包み込むという構成が決まりました。

形は平打(断面が平らな帯状のリング)とし、センターストーンは伏せ込み(石の周囲を地金で囲んで低く納める留め方)に。内側は内甲丸(指に触れる面をゆるやかに丸く仕上げる加工)で当たりをやわらげました。引っかかりの少ない、日常のための設計です。

なお、お預かりしたダイヤモンドは、加工に入る前に事前鑑別で天然の石であることを確認しています。安心してお預けいただくための、最初の大切なステップです。


【完成したジュエリーとその魅力】

仕上がったのは、槌目(金槌で叩いて細かな凹凸を生む表面加工)とつや消しを重ねたイエローゴールドの平打リングです。光を鋭く跳ね返すのではなく、やわらかく含んで返す表情になりました。

中央には、受け継がれてきたダイヤモンドが低く静かに納まっています。石の高さを抑えたことで、指の上での重心が下がり、家事の最中でも気になりにくい佇まいです。主張しすぎず、確かに輝く一粒になりました。

槌目とつや消しの表面には、日々のなかでつく細かな傷がなじみやすいという利点もあります。使うほどに手に沿っていく一本として、毎日の暮らしの傍らで気負わず着けていただけます。


【ジュエリープランナーより】

お祖母様から受け継がれたダイヤモンド、お母様が遺された地金、そしてお客様ご自身の今の暮らし。三つの時間が、一つの輪の上で静かに重なりました。

今回使わなかったメレダイヤ(脇石に用いる小粒のダイヤモンド)は、お手元にお返ししています。いつかエタニティリングにしたい、というお話も伺いました。続きは、また一緒に考えさせてください

お客さまの声

お客様からのお声お待ちしております(^▽^)o

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