

| アイテム | ペンダント |
|---|---|
| 石のカット | ラウンド |
| 石の大きさ | 0.338ct |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | プラチナ |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
夏のご入籍を控えたお二人が、仙台から飛行機に乗ってご来店くださいました。お持ちくださったのは、お母様が長年大切にされてきたプラチナの婚約指輪。立て爪(石を高く持ち上げて留める伝統的なスタイル)の中央で、ダイヤモンドが凛とした輝きを放っています。
ご希望は、この指輪のダイヤモンドを受け継ぎ、婚約ネックレスをつくりたいというもの。お母様の節目とともにあった石が、今度はお二人の門出を彩ります。世代を越えて想いをつなぐ大切なご相談です。遠方からお越しくださったお気持ちに応えられるよう、じっくりとお話をうかがうところから制作が始まりました。
【デザインのご提案とこだわり】
はじめに、お預かりしたダイヤモンドを事前鑑別(宝石の種類を科学的に確認する無料の検査)にかけ、天然ダイヤモンドであることを確かめました。安心してお預けいただくための、最初の大切なステップです。
デザインは、ダイヤモンドを一粒で堂々と見せる案と、三つの誕生石をあしらう案の二つをご提案しました。誕生石は、お二人それぞれの誕生月にあたるアクアマリンとエメラルド、そしてご入籍の月の石であるペリドット。実物の石を合わせてみると色の調和が美しく、自分たちでつくり上げた実感を大切にしたいと、誕生石入りのデザインに決められました。
チェーンは数種類を実際にお着けいただき、比べながら決めていきました。お選びいただいたのは、小さな四角い駒を隙間なく繋いだ、面で光をまっすぐに映すタイプ。首もとに沿う滑らかな着け心地と、直線的ですっきりとした表情が、ペンダントトップを美しく引き立てます。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したのは、三つの色が寄り添うプラチナの婚約ネックレスです。センターストーン(中央の主役となる石)のダイヤモンドの上に、アクアマリンの淡い水色、ペリドットの若草色、エメラルドの深い緑がまっすぐに連なります。下から上へ、水色から緑へと移ろうグラデーションが、これからめぐる季節を思わせます。
根もとで確かな存在感を放つのは、お母様から受け継いだダイヤモンドです。誕生石をそっと支えるようなその佇まいに、この一本が生まれた物語が表れています。身に着けて動くたび、チェーンの表面が細かくきらめき、胸もとに小さな光を添えます。
縦にすっと伸びる控えめなラインは、普段のお洋服にも、あらたまった席の装いにも自然に馴染みます。永くご愛用いただける、飽きのこないバランスです。
【ジュエリープランナーより】
お母様の婚約指輪に込められた想いが、かたちを変えて、新しい歩みを始めます。一粒で見せるか、誕生石を加えるか。チェーンはどれが似合うか。お二人で選んだ時間そのものが、このネックレスに宿るいちばんの価値だと感じています。この夏から重なっていく日々を、いつもそばで照らす一本となりますように。ご結婚、誠におめでとうございます。