

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ー |
| 石の大きさ | ー |
| 制作方法 | パターンオーダー |
| 金属の種類 | プラチナ |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
ご結婚を控えたおふたりが、婚約の記念のジュエリーとあわせてご相談くださったのが、この結婚指輪です。結婚指輪は、これから毎日、何十年と身に着けていくもの。だからこそカタログを眺めるだけではなく、形状のサンプルを実際に指へお着けいただくところから、指輪選びは始まりました。
新郎様がV字のサンプルを指に通した瞬間の、「これカッコいい」という一言。理屈よりも先に心が動く、その感覚こそが指輪選びの何よりの道しるべです。ここからおふたりの結婚指輪は、V字を軸にかたちを描き始めました。
【デザインのご提案とこだわり】
V字リングとひと口に言っても、その表情はさまざまです。リング幅、V字のカーブの強さ、断面のかたち。細かな要素をひとつずつ、実際に着け比べながら確かめていきました。行き着いたのは、新郎様は角の立ったシャープな断面でカーブ強めの幅3mm、新婦様は丸みを帯びたやわらかな断面でカーブ強めの幅2.5mm。同じV字でありながら、それぞれの指に自然に馴染む仕様です。
素材は、変色に強く生涯の着用に適したプラチナ900。表面は光を鏡のように映す鏡面仕上げとし、内側は、指あたりをなめらかにする内甲丸(内側を丸く磨き上げる仕上げ)としました。ダイヤモンドは今は入れず、あえてプレーンなかたちでスタートし、いつかの記念日に石を足す楽しみを未来に残されました。刻印も、結婚記念日が決まってから入れるご予定です。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したのは、鏡面仕上げのプラチナが澄んだ光を放つ、ペアのV字リング。並べてみると、角の立った直線的なラインと、ふっくらとやわらかな曲線。同じかたちを選びながらも、表情はそれぞれの個性を映しています。
V字のラインは指をすっきりと長く見せ、緩やかなカーブが指に沿って心地よく収まります。内甲丸の効果で着け外しもなめらかで、日常使いの結婚指輪にふさわしい仕上がりです。お渡しの際にはおふたりそろって身に着けてくださり、お似合いのご様子がとても印象的でした。婚約ネックレスと重なる胸元の輝きとともに、新しい暮らしに寄り添ってくれることと思います。
【ジュエリープランナーより】
今はまだ何も刻まれていないこの指輪に、これから結婚記念日の刻印が入り、いつかダイヤモンドが加わる。完成した日がゴールではなく、おふたりの歩みとともに育っていく結婚指輪です。
節目の日には、ぜひまたお気軽にお立ち寄りください。石入れも刻印も、そのときどきの想いに寄り添いながら、心を込めてお手伝いいたします。