

| アイテム | ペンダント |
|---|---|
| 石のカット | ラウンド |
| 石の大きさ | 直径3.6-3.7mm(0.24ct) |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | イエローゴールド |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お客様には、長く大切にされてきたルビーの指輪がありました。赤い石が一列に連なるその指輪は、亡きお父様から贈られた、ご家族の記憶が宿る一本です。
時を経て、指輪のままでは身に着ける機会が少なくなっていました。そこで、ルビーを生かして新しいかたちにできないかと、ご来店くださいました。指輪を作り替える(リフォームする)際に取り外したルビーを使い、お客様が普段使いできるネックレスへ。今回は同じ指輪のルビーから、お客様ご自身と娘様、それぞれのネックレスを仕立てるご相談でした。お父様からお客様へ、そして娘様へと受け継がれていく赤い輝きを、これからの毎日に結び直すひとときとなりました。
【デザインのご提案とこだわり】
プランナーが大切にしたのは、ルビーそのものの存在感を主役に据えることでした。ネックレスの中心には、取り外したルビーを一粒、センターストーン(中心に据える主役の石)として配置します。地金には、お客様がお選びになったイエローゴールドを合わせ、赤の深みを温かく引き立てました。黄金色の落ち着いた輝きが、ルビーの存在感をやわらかく包み込みます。
石は、まわりを地金の覆輪(ふせ込み・石の側面を金属の縁で包む留め方)でやさしく囲みました。爪で留める方法に比べて石が引っかかりにくく、日常で気兼ねなく身に着けられる仕立てです。チェーンには、小さな輪を繊細につなぎ、光を反射してきらめく一本を選びました。
【完成したジュエリーとその魅力】
仕上がったのは、首元でルビーの赤がほどよく映える、品のあるネックレスです。石を包む覆輪はなめらかに磨き上げられ、ルビーの深い赤と金の輝きが、互いを高め合います。胸元で揺れるたびに、繊細なチェーンが光を拾い、さりげなくも華やかな印象を添えます。
お客様からは、「年齢的に輝きのあるチェーンが望ましいと思っていたので、キラキラ光るようすに大変満足しています」とのお言葉をいただきました。チェーンの長さは留め具の位置で調節でき、その日の装いや気分に合わせて着け心地を整えていただけます。普段の装いにも、少し改まった日にも寄り添う、出番の多い一本に仕上がりました。
【ジュエリープランナーより】
かたちあるものは、時とともに装いから遠ざかることがあります。それでも、そこに込められた想いは消えません。亡きお父様から、お客様へ。受け継いだルビーが、これからは日々の暮らしのなかで、新しい思い出とともに輝きを放ちます。無理に大きく変えるのではなく、石の記憶を生かしながら、今のお客様に寄り添うかたちを探す。それが私たちの役目だと考えています。これからの時間を、そっと照らす存在になりますように。