

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ー |
| 石の大きさ | ー |
| 制作方法 | パターンオーダー |
| 金属の種類 | プラチナ |





↑ マウスを重ねると大きく表示できます ↑
ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
ご結婚を控えたお二人がご来店くださったのは、平日の朝のことでした。お二人を当店へ導いてくださったのは、彼女のお母様です。実は10年前、ご両親の銀婚式(結婚25周年)の記念に、当店でペアリングをお作りさせていただいたご縁がありました。お母様は今もその指輪を大切に身に着けてくださっており、娘様の結婚指輪にと当店を勧めてくださったそうです。10年の時を経て、同じ場所でご家族の新しい節目に立ち会える。親から子へと受け継がれたご縁に、私どもも身の引き締まる思いでご相談をお受けしました。
【デザインのご提案とこだわり】
お二人のご希望は、婚約指輪は作らず、結婚指輪をひとつずつ。素材はプラチナとのことでした。まずはさまざまなデザインをご覧いただきながら、幅や厚み、仕上げを選んで組み合わせるパターンオーダーという作り方をご説明しました。お選びいただいたのは、断面がかまぼこのように丸みを帯びた甲丸(こうまる)リング。指輪の幅はわずか0.5mmの違いでも、指元の印象が大きく変わります。試着を重ねた末、彼女はすっきりと華奢に見える幅2.5mm、彼は男性の指に映える幅3.0mmに決まりました。
また、彼は指輪に宝石を入れることにもご興味をお持ちでした。パターンオーダーであれば、完成後に宝石を追加することもできます。まずは結婚当初のシンプルな形を楽しむ。そんなお二人の結論に、これからの歩み方が映し出されているように感じました。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したのは、鏡面仕上げの甲丸リングです。鏡面仕上げとは、表面を丁寧に磨き上げ、鏡のような光沢を引き出す仕上げのこと。装飾を削ぎ落としたかたちだからこそ、プラチナ900の白い輝きと丸みの美しさが際立ちます。変色しにくく日常使いに強いプラチナは、毎日身に着ける結婚指輪にふさわしい素材です。ふっくらとした断面は指あたりがやわらかく、毎日身に着けても疲れない着け心地が魅力です。並べると幅の違いがほどよい個性となり、お二人の関係性をそのまま映したような、穏やかなペアリングに仕上がりました。
【ジュエリープランナーより】
10年前にご両親の銀婚式の記念リングを、そして今回、娘様ご夫婦の結婚指輪をお作りできましたことを、心より嬉しく思います。ご家族の節目に寄り添い続けられることは、私どもにとって何よりの喜びです。いつか宝石を加える日が訪れましたら、その時のお二人の物語とともに、またお手伝いさせてください。お二人の末永いお幸せをお祈りしております。