

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ラウンド |
| 石の大きさ | 0.425ct |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | プラチナ |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お父様がかつて結納返しとして贈られたダイヤモンドのネクタイピン。ご家族の歴史を見守ってきたその輝きを、娘様の婚約指輪として受け継ぎたいというご相談をいただきました。
お母様、ご新郎様、そして主役である娘様の3名でご来店された際、それはお二人だけの約束という以上に、ご家族全員で新しい門出をお祝いするという、とても温かな空気に包まれていました。
当初は百貨店でのフルオーダーも検討され、実際にお品物を預けていらっしゃいましたが、「高額な割に理想のデザインに出会えない」という葛藤を抱えておられました。大切な宝物だからこそ、妥協せずに納得のいく形を模索される中で、私共との出会いがありました。
【デザインのご提案とこだわり】
私共が大切にしているのは、お客様が「完成後の姿」を具体的にイメージできることです。百貨店でのフルオーダーに踏み切れなかった理由は、形のないものへの不安にありました。
そこで、店内にある豊富なデザインサンプルの中から、0.4カラット台のダイヤモンドが実際にセッティングされたものをいくつか指に通していただきました。
お持ちの石に近いサイズの実物で、ボリューム感や指通りの良さを直接体感いただく。このステップを踏むことで、仕上がりのイメージを明確に掴んでいただくことができました。
お選びいただいたのは、中央に向かってアームが美しく絞られた、ダイヤモンドの存在感を際立たせる洗練されたデザインです。実物を手に取り、肌馴染みを確かめることで、お客様の表情がみるみる明るく、確信に満ちたものに変わっていったのが非常に印象的でした。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成した指輪は、かつてタイピンとして男性の胸元を飾っていたダイヤモンドとは思えないほど、可憐で気品あふれる表情を見せてくれました。プラチナの滑らかな曲線が、石の輝きを最大限に引き出しています。
お受け取りの際には、お姉様も駆けつけ、ご家族揃っての華やかなお披露目となりました。
事前鑑別書によって石の個性を正しく把握し、確かな技術で仕立て直したジュエリーは、単なる宝飾品ではなく、お父様から続く家族の絆を未来へとつなぐ象徴となりました。百貨店からお品物を取り戻してまで私共に託してくださった、その想いに応える唯一無二の婚約指輪の誕生です。
【ジュエリープランナーより】
高額なフルオーダーだけが、最良の選択とは限りません。大切なのは、お客様が「これこそが私の理想」と心から納得できるプロセスです。
数多くの実物サンプルを実際に指に通し、お二人、そしてご家族の皆様が納得して選ばれたこの指輪には、目に見える以上の価値が宿っています。
お父様の想いと共に、この輝きが末永くお幸せな日常に寄り添い続けることを願っております。