

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ハートシェイプ |
| 石の大きさ | 2.8mm×2.8mm(0.135ct) |
| 制作方法 | パターンオーダー |
| 金属の種類 | イエローゴールド、お持ちの金属 |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お正月に帰省された際、お祖母様から「あなたに持っていてほしい」と、目の前で直接手渡された宝物の数々。お客様はその中から、愛らしいハートシェイプのルビーを選ばれました。単にセンターストーンを使うだけでなく、「大切にされていた地金そのものも活かしたい」というお気持ちは、お祖母様の歩んでこられた時間をそのまま受け継ぎたいという、最大のリスペクトの現れです。素材に宿る家族の記憶を失うことなく、今の自分に似合う形へと昇華させる物語が、ここから始まりました。
【デザインのご提案とこだわり】
今のライフスタイルに馴染む軽やかな表情を引き出すため、プランナーはリング幅1.5mm・厚み1.5mmという具体的な数値を導き出しました。お祖母様から譲り受けたルビーのリングとサファイアのリング、それぞれのK18地金を合わせ、一つの新しいアームへと精錬。極細ながらも一生を共にできる強度を、第三者の視点で冷静に見極め、設計いたしました。また、今回外したサファイアは、大切にルースケースへ。それは、いつか妹様のために新しいジュエリーを仕立てるという、お姉様の優しい約束の形でもあります。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したルビーリングは、お祖母様から受け継いだ温かな輝きはそのままに、驚くほどモダンで洗練された佇まいを見せてくれました。納品の日、ご主人と一緒に来店されたお客様。左手の結婚指輪と重ねて着けられた瞬間、ご主人からも「可愛いね、良いね」と優しい言葉が贈られました。お祖母様から直接託された素材が、今の幸せな家庭生活の中に自然に溶け込み、新しい日常を鮮やかに彩り始めた瞬間でした。
【ジュエリープランナーより】
「とりあえず私が受け継いだけれど、妹にも何か作ってあげたい」とおっしゃったお姉様の言葉に、家族を想う心の深さを感じました。地金を大切に使い切り、宝石を未来のために保管する。その一つひとつの選択が、家族の絆をより強く、美しいものにします。お祖母様から始まった家族の継承が、これからもお姉様、そして妹様へと続いていく。そのお手伝いができたことを、心より光栄に思います。