

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ラウンド |
| 石の大きさ | 0.555ct |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | プラチナ |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
祖母から受け継いだ婚約指輪。
長い時間、大切に保管されてきたその指輪は、いつか使いたいと思いながらも、具体的なきっかけがないまま眠っていました。
そして今回、ご自身のプロポーズという人生の節目に、「この指輪を、ふたりの婚約指輪として使えたら」という想いが生まれ、ご相談にいらっしゃいました。
事前鑑別によって天然ダイヤモンドであることは明らかでしたが、見た目が古くなってしまった鑑定書は、ご自身たちの結婚を節目に、新たに発行することにしました。
祖母の時代の想いを大切にしながらも、「これから始まる自分たちの人生の記録」として、あらためて整える選択でした。
サイズはネットのサイズゲージで確認し、9号で進めることになりました。
【デザインのご提案とこだわり】
デザインは、多くのサンプルを実際に手に取りながら検討しました。
「可愛らしさは欲しいけれど、甘くなりすぎないこと」「長く身に着けられること」を軸に、具体的な完成イメージを少しずつ共有していきました。
最終的に選ばれたのは、センターストーンを引き立てるS字ラインに、脇石を添えたデザイン。
センターストーンはラウンドブリリアントカット0.555ctです。
石の直径やプロポーションを踏まえ、輝きがきれいに見える高さと、日常でも引っかかりにくい留めのバランスを調整しました。
見た目の美しさだけでなく、「安心して身に着けられること」も含めて、今の生活に合う設計を心がけています。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成した指輪は、指に沿って自然に流れるやわらかなラインが印象的な一本に仕上がりました。
センターストーンの存在感はそのままに、過度に主張しすぎず、日常の装いにもなじみます。
受け継がれてきた素材を活かしているからこそ、単なる新品の婚約指輪とは異なる、時間の重なりを感じさせる佇まいがあります。
新たに発行された鑑定書も含め、この指輪は、過去から現在、そして未来へと続く節目の記録となりました。
【ジュエリープランナーより】
受け継いだジュエリーは、必ずしも大きく作り変える必要はありません。
今の人生に合う形へ、少し整えるだけで、また自然に寄り添う存在になります。
無理なリフォームを勧めることはありませんが、「どうすれば使えるか」を一緒に考えることはできます。
迷われたときは、まず今あるものを正しく見つめるところから。
その先の選択肢を、丁寧にご案内できればと思います。