

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ラウンド |
| 石の大きさ | 合計1.13ct(8石) |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | プラチナ |





↑ マウスを重ねると大きく表示できます ↑
ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
ご相談に来られたのは、お母様とご一緒に来店された娘様でした。
娘様はすでにご結婚され、一歳になるお子様もいらっしゃり、現在は保育園に預けながら日々を過ごされているとのことでした。
今回のご相談は、母から受け継いだ指輪を、これからのご自身の暮らしの中で無理なく身に着けられる形にできないか、というものでした。
お持ち込みいただいた指輪は2本です。
1本はお母様のもので、受け継いだ後も実際に使われていましたが、「ハーフエタニティくらい、半周ほどダイヤが欲しい」と感じるようになっていたそうです。
もう1本は祖母様のもので、お母様が祖母様から受け継いだ独身時代にはよく身に着けていた指輪でした。
どちらも大切な想いが込められている一方で、デザインや石の数の関係から、今の生活には少し合いにくくなっていると感じておられました。
【デザインのご提案とこだわり】
1本目の指輪は、PT900製・合計0.72ctの一文字リングで、
中央が直径3.5mm、その両側に3.3mm、3.3mm、3.2mm、3.0mmと、わずかにサイズの異なるダイヤモンドが留められていました。
もう1本は、PT900製でルビー2石とダイヤ3石が留められた一文字リングで、
そのうちのダイヤモンドは直径3.5mmでした。
今回は、この2本の指輪に使われている合計8石のダイヤモンドを活かし、ハーフエタニティリングへリフォームすることをご提案しました。
石のサイズにはわずかな差がありましたが、並びを調整することで自然なグラデーションになるよう配置しています。
素材はPT900、リングサイズは10号です。
なお、別途お持ちだったダイヤのピアスについては、サイズが小さく色味も合わなかったため、今回は使用しない判断をしました。
「すべてを使うこと」よりも、「使えるもので良い仕上がりにすること」を優先しています。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したリングは、8石のダイヤモンドが穏やかにつながる、落ち着いた印象のハーフエタニティリングです。
華やかすぎず、それでいて手元を見るたびに、受け継がれてきた時間を感じられる仕上がりになりました。
祖母様からお母様へ、そしてご自身へ。
想いの流れを断ち切らずに、形だけを今の暮らしに合わせることで、
特別な場面だけでなく、日常の中でも自然に身に着けられる一本になっています。
【ジュエリープランナーより】
受け継いだジュエリーは、「残すこと」よりも「どう向き合うか」が大切だと、私たちは考えています。
無理にすべてを活かさなくても、今の暮らしに合う形を選ぶことが、結果的に想いを長くつなぐことにつながります。
これから先、また環境やライフステージが変わったときにも、気軽にご相談いただけたら嬉しく思います。