

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | 珠 |
| 石の大きさ | 直径8.9mm |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | プラチナ |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お母様から受け継がれた真珠の指輪は、もともと冠婚葬祭のために仕立てられた、格式を感じさせるデザインのものでした。ご相談くださったお客様は、「大切なものだからこそ、このまま眠らせたくない」「今の自分の生活に合う形で、きちんと使えるようにしたい」という想いを胸に、リフォームをご検討されていました。
百貨店でご相談された際には、高額な見積もりに驚かれ、一度は迷いながらも、インターネット検索を通じてクィーンズジュエリーを知り、ご来店くださいました。母から託された想いを、きちんと未来へつなぎたい。その姿勢こそが、今回のリフォームの原点でした。
【デザインのご提案とこだわり】
まず大切にしたのは、「普段使いできること」と「真珠の存在感を活かすこと」の両立でした。フォーマル専用の印象が強かった指輪を、日常の装いにも寄り添うデザインへと整えるため、リング全体のラインを見直し、柔らかな曲線を活かしたデザインに変更しました。
センターストーンである真珠は、直径8.9mmの美しいアコヤ真珠。脇石には天然ダイヤモンドをあしらい、品の良さと華やかさを両立させています。プラチナ900の素材感、石座の高さにも配慮し、引っ掛かりにくく、日常使いしやすい設計となっています。
「使えるジュエリーにする」ことを最優先に、ご要望と実用性のバランスを丁寧に整えたご提案です。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したリングは、優しい光を放つ真珠を中心に、ダイヤモンドのきらめきが自然に寄り添う、華やかさと可憐さを兼ね備えた仕上がりとなりました。かつてのフォーマルな佇まいはそのままに、日常の装いにも無理なく溶け込む指輪へと生まれ変わっています。
お客様からは、「こんなに変わるのかと驚きました」「普段にも着けられるのが本当に嬉しいです」とのお声をいただきました。母から受け継いだ真珠の指輪が、今のご自身の時間の中で、再び輝きを放つ存在となった瞬間でした。
【ジュエリープランナーより】
お母様から受け継がれたジュエリーには、素材以上の価値があります。想いをどう引き継ぎ、これからどう使っていくか。そこに正解はありませんが、「今の暮らしに合う形に整える」という選択は、とても自然で美しいものだと感じています。
クィーンズジュエリーでは、無理なリフォームは決しておすすめしません。大切なのは、「その方にとって本当に使える形になっているかどうか」。これからも、想いに寄り添いながら、静かに、丁寧にお手伝いさせていただきます。
母から譲り受けたパールの指輪をリフォームしていただきました。
冠婚葬祭用の古いデザインだった指輪が、リフォームにより華やかながら普段使いのできる品のある可愛らしい指輪に生まれ変わりました。
こんなに変わるのかと感動しました。
デザインのアドバイスだけでなく、ジュエリーについてもいろいろ教えていただき、本当にありがとうございました。
お客様N.Aさま