アイテム | リング |
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石のカット | ラウンド |
石の大きさ | 0.43ct |
制作方法 | デザインセレクト |
金属の種類 | プラチナ |
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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
お母様と一緒にご来店くださった男性のお客様。
祖母から譲り受けたダイヤモンドリングをお持ちになり、「婚約指輪として彼女に贈りたい」とご相談くださいました。
長年ご家族で大切にされてきたジュエリーを、次の世代に受け継ぐ形で残したいという想いが、今回のリフォームのきっかけでした。
お母様は以前にも当店でジュエリーリフォームをされたことがあり、再びご家族の大切な節目に関わらせていただけたことを、大変光栄に感じました。
【デザインのご提案とこだわり】
お打ち合わせでは、婚約指輪としての華やかさと、日常使いできるカジュアルさの両立をテーマに進めました。
複数のサンプルリングの中から、最終的にお選びいただいたのはミルグレインが印象的なデザイン。
センターダイヤモンドの周囲を繊細な粒で囲み、アームにも小さなダイヤを連ねることで、クラシックな気品と可憐さを併せ持つ仕上がりを実現しました。
祖母のリングに留められていた0.43ctの天然ダイヤモンドを活かしつつ、素材はプラチナ(Pt900)で新たに制作しています。
【完成したジュエリーとその魅力】
完成したリングは、柔らかな輝きが指元を優しく包み込み、どの角度から見ても上品さを感じるデザインとなりました。
かつての立爪リングの力強さから一転、繊細なミルグレインとバランスのとれたアームデザインにより、現代的で日常に馴染む婚約指輪へと生まれ変わりました。
お客様が選ばれたデザインには、「これなら彼女が毎日身につけてくれそう」という想いが込められています。
祖母から受け継いだダイヤモンドが、彼女への新たな誓いとともに輝きを放つ特別なリングです。
【ジュエリープランナーより】
受け継がれたジュエリーには、ご家族の想いと歴史が宿っています。
お祖母様からお母様、そしてお客様へとつながる大切な時間の一部をお手伝いできたことを、心より嬉しく思います。
これからこのリングが、おふたりの人生を照らす小さな光であり続けますように。