【13008話】1ctのルースで叶えた結婚10周年の華やかなペンダント

ジュエリー制作物語

【ご相談のきっかけ（想いの背景）】
来年で結婚10周年を迎える記念に、オーダージュエリーをご希望されたご夫婦。ご主人からは「節目にふさわしい華やかなデザインを贈りたい」というご希望があり、お手元にあった1.011ctのラウンドブリリアントカットダイヤモンドを使った記念ジュエリーの制作をご相談いただきました。グレードはHカラー・VS-1・FAIR。ご相談には奥様と小学生のお子様2人も同席され、ご家族4人でご来店くださいました。

【デザインのご提案とこだわり】
奥様のご希望は、プラチナ素材で縦長のデザイン。日常使いも意識し、チェーンはしっかりとした太めのものをご希望されていました。サンプルを複数ご試着いただきながら、全体の印象を確認していただき、ご家族全員で丁寧にご検討。最終的に、流れるようなS字のフォルムにセンターストーンを配し、片側にメレダイヤを連ねた華やかで立体的なデザインに決まりました。ご主人の「10周年の節目にふさわしい華やかさを」という想いと、奥様の「日々に馴染む上品さ」を両立したペンダントとなりました。

【完成したジュエリーとその魅力】
完成したペンダントは、センターストーンの存在感を引き立てながら、曲線の美しさと繊細なメレダイヤの輝きが調和した仕上がりに。1ct超のダイヤモンドが流れるようなラインの中にセットされ、動きのあるデザインが日常にも特別な日にも馴染みます。太めのチェーンを組み合わせることで、見た目にも安心感があり、末永くご愛用いただける記念の一本となりました。

【ジュエリープランナーより】
10年という節目の贈り物を、ご家族で一緒に選ぶ時間はとても温かく、印象に残るひとときでした。ご主人の「想いをかたちにしたい」という優しさと、奥様の「日常に寄り添うジュエリーを」という感性が、美しく重なり合ったペンダントです。この先も、ご家族の物語とともに輝き続けてくれることを願っています。