QUEENS JEWELRY クィーンズジュエリー

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【12808話】余り珠の活用法とは?パールネックレスから生まれる特別なリング

余り珠の活用法とは?パールネックレスから生まれる特別なリング

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アイテム リング
石のカット
石の大きさ 直径6.4mm、直径6.7mm、直径6.9mm
制作方法 パターンオーダー
金属の種類 イエローゴールド

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余り珠の活用法とは?パールネックレスから生まれる特別なリング

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ジュエリー制作物語

《 ネックレスの余り珠の新しい可能性 》
セレモニーの必需品ともいえるパールネックレスは、着用する人の首回りに合わせて長さを調節することが一般的です。調整の際に少し短くする場合、数個の珠が余ることがあります。この珠は、ネックレスの連が美しく見えるよう、同じ色合い、照りの珠が中央から外側に向かって少しずつ小さくなるよう配置されています。そのため、余った珠もネックレスと同じく高品質である場合がほとんどです。

今回は、その余り珠を活用し、オリジナルのパールリングをお作りしました。使用したのは、直径6.4mm、6.7mm、6.9mmのアコヤ真珠。いずれもネックレスの余り珠やクラスプに付属していた珠です。真珠の自然な美しさを最大限に活かしつつ、機能性とデザイン性を兼ね備えた特別なリングに仕上げました。

《 デザインの工夫で生まれる新しい魅力 》
今回のリングには両穴の真珠を使用しています。通常、リングには片穴の真珠が使われますが、両穴の真珠をそのままリングにセッティングすると、もう片方の穴が目立ってしまい、美しい仕上がりになりません。

そこで特別に作成した円錐パーツを真珠の穴に差し込み、デザインの一部として取り入れる工夫を施しました。この技法により、穴を隠すだけでなく、リング全体が洗練された印象に仕上がっています。

また、使用した真珠の大きさに若干の違いがあったため、中央に最も大きな珠(直径6.9mm)を配置し、全体のバランスを整えました。この配置が、リングの立体感を引き立て、真珠の光沢をより一層魅力的に見せています。

余り珠を使ったパールリングは、真珠に新たな命を吹き込む特別なアイテムです。大切なネックレスから生まれた珠を新しい形で楽しむことで、ジュエリーへの愛着がさらに深まることでしょう。

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