【12539話】眠っていた母のジュエリー、華麗なエタニティリングに蘇る

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
10年前に母から譲り受け、眠っていたジュエリー。百貨店の外商が来ていたという母は、良質な宝石をいくつか持っていました。娘さんにはブランド物にしか興味がなく、宝石は不要とのことなので、ご自身でリフォームして使いやすくしていきたいとお考えでした。

今回はサファイアの指輪をお持ち込みいただきました。センターストーンのサファイアはイメージが湧かず、地金と脇石ダイヤ10石を使ってエタニティリングにリフォームをご希望。サファイアとテーパダイヤ2石は返却となりました。ちょうど細めのエタニティリングをお探しだったとのことです。

《 打ち合わせのポイント 》
お客様は細めのエタニティリングをイメージしていましたが、脇石の直径が2.45mmと大きいため、細身というよりはボリュームのある仕上がりになることをご説明しました。実際にサンプルを試着していただき、完成イメージを共有してからご注文をいただきました。

《 お客様担当からひとこと 》
お母様から受け継いだ大切なジュエリーを、ご自身のスタイルに合わせ、毎日身に着けられるエタニティリングにリフォームしました。娘さんにも自慢したくなるような、素敵な仕上がりになりましたね。

今回のように、思い出のあるジュエリーをリフォームすることで、新しい命を吹き込み、長く愛用することができます。眠っているジュエリーがありましたら、ぜひ当店にご相談ください。お客様のイメージに合った、最適なリフォームをご提案いたします。