【12205話】父の思い出を大切にしてリフォームする特別なオパールペンダント

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
母と娘のお二人がご来店され、特別なオパールのペンダントを新しいデザインにリフォームしたいというご要望がありました。このペンダントは父が海外に行った際に買ってくれたものであり、母が大切に使いたいという思いが込められています。色石はあまり着用されないものの、父の形見としての価値があります。

《 打ち合わせのポイント 》
現在のデザインはフクリン留めという金属がセンターストーンを覆っていますが、リフォーム後は４本爪でセッティングすることになりました。バチカン部分のデザインについては、数あるサンプルの中から、センターストーンとのバランスやお客様の好みを考慮しながら選定されました。
・センターストーンを４本爪でセッティングすることで、石の特徴がよく分かり、スッキリした見た目に仕上がります。
・バチカン部分のデザインについて、センターストーンとのバランスやお客様の好みを考慮しながら選んでいきます。

《 お客様担当からひとこと 》
オパールペンダントは、お父様の思い出の品として特別な存在です。普段はダイヤモンドのペンダントをお好みにされているとのことですが、オパールにはダイヤモンドジュエリーにはない魅力があります。ご自身のスタイルに合わせてデザインを変えることで、多くの場面で輝く存在になること心から願っております。