【11563話】眠っていた母の形見のダイヤと私の婚約指輪が３石並ぶペンダント

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
お電話にてご相談いただき、ご来店予約をされました。
ご来店時はご姉妹でお越しになられました。
お持ちのものは、お母様の形見の1.5カラット指輪と0.32カラット指輪、ご自身のご婚約指輪0.45カラット指輪です。
これら３点を使ってトリロジーペンダントを作りたいとご相談いただきました。

《 打ち合わせのポイント 》
まずは、トリロジーペンダントのサンプルをご覧いただきながらデザインの打ち合わせをしました。
一番大きな1.5カラットが留められる枠の中から選んでもらいます。
裏に丸みがある揺れるデザインにされました。
制作時には職人が手作業で枠に石が綺麗に留まるよう改作をする説明をしました。
次に石の並び順を決めました。
大きさ順に上から1.5カラット・0.45カラット・0.32カラットになりました。
最後にチェーンのデザインを選んでいただきます。
お客様は派手なデザインは嫌だけど、ペンダントトップが大きいのでバランスよく着けられるチェーンを選びたいと仰られていました。
チェーンのサンプルをご覧いただき、ベネチアチェーンかアズキチェーンまで絞られ、アズキチェーンの安定感がいいと決められました。
また長さは、ロングネックレスとして着けられるよう60ｃｍでお作りしました。

《 お客様担当からひとこと 》
お客様の想いは、「お母様から受け継がれた形見の指輪を大切にしたい」ということでした。
今回はお客様の想いを形に出来たことが、お手伝いさせていただいた担当スタッフとして感謝しています。
お客様M・Mさま、素敵なジュエリー作りのお手伝いをさせていただき、本当にありがとうございました。
これからもトリロジーペンダントと共に、素敵な思い出がたくさん増えますよう、心から祈っております。