【11375話】形見整理で祖母の不揃いの真珠をネックレスにリフォーム

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「初めてメール致します。母の形見のジュエリーのリフォームを考えています。一度ご相談させていただいてもよろしいでしょうか。」とご来店予約をいただきました。
７年前にお母様が亡くなられ、姉妹３人で形見分けをされたようです。
最近形見の整理をし、ご相談に至りました。
相談品は複数あり、
・ダイヤの指輪が２本
・大きめのガーネットの切れた指輪
・18金の真珠の指輪
・不揃いな真珠の珠５粒
・曾祖母の月甲丸リング
以上でした。

《 打ち合わせのポイント 》
まずはご相談品それぞれをリフォームするとどうなるかをご提案いたしました。
ご提案の中で、不揃いな真珠の珠5粒のリフォーム内容が使えるイメージができたようで、まずはそちらのリフォームから取り掛かることになりました。

《 お客様担当からひとこと 》
真珠の珠の大きさは不揃いでしたが、ステーションネックレスにするには問題はありません。
意図しない不揃いだからこそ、温かみがあり、カジュアルさが増しました。
それがお客様の使えるイメージに直結したのだと思います。
持っているものの可能性を確かめるためにも、お気軽にご相談いただけますと幸いです。