

| アイテム | リング |
|---|---|
| 石のカット | ラウンド |
| 石の大きさ | 0.716ct |
| 制作方法 | デザインセレクト |
| 金属の種類 | イエローゴールド |





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ジュエリー制作物語
【ご相談のきっかけ(想いの背景)】
「以前リフォームをお願いしました。その節は大変お世話になりました」。ご来店予約に添えられた一文から、二度目のご相談は始まりました。
お客様がお母様から受け継がれたのは、三本のダイヤモンドリングです。ご実家へ帰省された折に、お父様の手を通して託されたものでした。今はもう直接お礼を伝えることのできない方が、長い年月をかけて身につけてこられた石たちです。
前回のご相談では、そのうちの一本をイエローゴールドのペンダントにお作りしました。「とても使いやすくて重宝しています」というお言葉に背中を押されるかたちで、今回は二本目のご依頼です。ご持参いただいたのは、プラチナの立て爪(石を高く掲げて留める、婚約指輪などに多い仕立て)で作られた一本でした。
【デザインのご提案とこだわり】
ご相談には、先に確かめておきたいことがひとつありました。お預かりした指輪には、石目(ダイヤモンドの重さを示す刻印)が見当たらなかったのです。受け継がれたものだけに、どのような経緯で手元にあるのかはご本人にも分かりません。そこで無料の鑑別で石の正体を科学的に確かめたところ、結果は天然のダイヤモンドでした。
万が一ダイヤモンドでなければ、リフォームはお勧めせず、その場合の費用もいただきません。不安が安心に変わってから、はじめてご注文。それが当店の順番です。
デザインは、ご来店前にホームページでお選びくださっていた一案がありました。店頭ではそれをご試着いただき、他の候補とも見比べたうえで、選ばれたのは最初に心を掴んだそのかたちです。地金はプラチナからイエローゴールドへ。前回お作りしたペンダントとも自然に響き合う色を選ばれました。
【完成したジュエリーとその魅力】
仕上がったのは、センターストーン(中央で主役となる石)のまわりを小粒のメレダイヤモンドがぐるりと囲む、取り巻きのデザインです。囲みがあることで中央の一粒はひと回り大きく見え、光の受け皿が幾重にも重なります。腕にも石を連ね、指を動かすたびに細やかな輝きが走ります。
かつて高く掲げられていた石は、指に低く寄り添うかたちになりました。引っかかりが少なく、家事のときも、外出のときも、身につけたままでいられます。
お客様からは「出来上がった指輪はとても繊細で素敵でした」「囲むメレダイヤもキラキラと輝くものを使ってくださいました」とのお声をいただきました。そして、「生まれ変わった指輪を、これからはどんどん使っていこうと思います」とも。しまい込まれていた石が、日々の景色のなかに戻った瞬間でした。
【ジュエリープランナーより】
受け継いだジュエリーには、思い出と一緒に、少しの分からなさもついてきます。何の石なのか、どのような経緯で手元に来たのか。そこが曖昧なままでは、かたちを変える決断はできません。
まず分かることを確かめ、無理のない選択肢だけをお伝えする。作り替えないほうがよいと思えば、そのままお持ち帰りいただくこともあります。
お手元には、これからご相談いただきたい石がまだ残っているとうかがいました。受け継いだ石が、次の日常のなかで生き直していくお手伝いを、これからも続けてまいります。
岡本様、職人様
このたびはリフォームに応じてくださりありがとうございました。
2回目と言うこともあり、安心してお任せすることができました。
出来上がった指輪はとても繊細で素敵でした。
ダイヤを囲むメレダイヤもとてもキラキラと輝くものを使って下さって、本当に素晴らしい指輪になりました。
生まれ変わった指輪をこれからはどんどん使っていこうと思います。
本当にどうもありがとうございました。
お客様H・Uさま