【11622話】細めの指輪にして普段着でも使えるデザインにリフォーム

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「ダイヤのリング３個とアメジストのリング２個をフォークリングとピアスに変えたいと思っています。よろしくお願いします。」とご来店予約をいただきました。
ご相談品は計５点。
フォークリングとありましたが、お話を伺うと普段使いできる指輪にしたかったようで、フォークリングである必要がありませんでした。
ご来店時にお召しになっている服装が普段着であり、そのような服装でも使えるデザインに変えたいというご要望でした。


《 打ち合わせのポイント 》
まずは制作方法ごとに、選択できるデザインの特徴をお伝えし、各アイテムのリフォームパターンを実物サンプルを使いながら説明させていいただきました。
まず１点め。
こちらは既存の指輪を新しいリングにリフォーム希望でした。
今のデザインではリング幅があるので、もっと細めで華奢に仕上げたいとご希望されておりました。
そこでご要望に添えるパターンオーダー制作をご提案させていただきました。
リングを１番細く見える甲丸の幅２．０mmに設定。
石座は縦置き、４本爪で仕上げることになりました。


《 お客様担当からひとこと 》
以前は豪華だった指輪が、とてもシンプルな、指の上の宝石を楽しむデザインに変わりました。
これであれば、どんな服装でも添えることができます。
もし少しゴージャスさが足りなければ、差す指輪の本数を増やすなどすれば対処可能です。
皆様もしまったままの宝石にもう一度チャンスを与えてあげてください。
宝石にも、自分にも、きっと喜んでもらるはずです。