【11389話】母の形見をロングネックレスへリフォーム

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「約1.5カラットダイヤ立て爪リングのリフォームをしたい。指輪にするかネックレスにするかは迷い中」とメールにてご来店ご予約いただきました。
10年ほど前に亡くなられたお母さまの形見の指輪だそうです。
ご結婚を機にジュエリーに興味を持たれ、眠ったままのお母さまの指輪のリフォームを思い立ったそうです。


《 打ち合わせのポイント 》
希望のデザインをお伺いすると「直結ペンダントがいい」とお話いただきました。
ダイヤモンドの大きさや、直結ペンダントのチェーンの長さを考えると、デザインのバランスが合わないことをお伝えしました。
そこでご試着いただけるデザインセレクトのデザインの中から選んでいただくことになりました。
チェーンを通すバチカンがあるデザインは好きではないことを教えていただき、バチカンのないフクリンのデザインをご紹介しました。
全身鏡でフクリンのネックレスをご試着いただき、ペンダントトップの大きさからチェーンを長めにされるとバランスが良くなることをご提案しました。
チェーンの長さは55ｃｍにされました。
とても気に入っていただけ決められました。
金属はイエローゴールドを選ばれました。


《 お客様担当からひとこと 》
ご納品時にはとても喜んでいただけました。
お母様が大切にされていたジュエリーをお嬢様の好きなデザインで生まれかわることのできるリフォームは他にはない価値を与えてくれるように感じます。
今回のお客様もジュエリーを着けられていたお母様の思い出も大切にしたいとリフォームされました。
お客様E・Oさま、素敵なジュエリー作りのお手伝いをさせていただき、本当にありがとうございました。
これからもペンダントと共に、素敵な思い出がたくさん増えますよう、心から祈っております。