【9945話】遺品の指輪をリフォームしお花のようなコンビネーションリングに

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「ダイヤの指輪（２個）をリフォームしたいのですが、ペンダントにするか指輪にするかで迷っていて、考えがまとまらないので相談にのっていただきたいのです」とご来店予約をいただきました。
１年前にお母様がお亡くなりになられ、その遺品整理で２本の指輪を頂いたそうです。
ひとつは、１カラットの指輪で、もうひとつは０.３８カラットの指輪でした。


《 打ち合わせのポイント 》
０.３８カラットの指輪ですが、リフォーム後は自分の指輪にするか、お嫁様のネックレスにするか迷われました。
とりあえず、指輪とネックレスの２パターンでお見積もりをすることになりました。
指輪にするのであれば、イエローゴールドのネックレスと一緒に着ける指輪が欲しかったので、石座をイエローゴールドに、リング腕をプラチナにしたコンビネーションのデザインで考えました。
またネックレスにするなら、プラチナのシンプルなもので考えました。
結果としては、今はまだ自分の楽しむものにしたいということで、ご自身の指輪を作りこととなりました。


《 お客様担当からひとこと 》
誰が身につけるかによって、選ぶデザインも変わります。
そんな場合は、複数パターンのお見積もりをさせていただきます。
どうぞお気軽に相談くださいませ。