【10115話】結婚を機に受け継ぐ宝石を結婚式で身に着けたい

ジュエリー制作物語

《 背景・ご要望 》
「パールの指輪を、ネックレスにしたいと思っています」とご相談予約をいただきました。
結婚式で身に着けたいというご希望でした。
ご相談品はお祖母様の形見で、ケースには「○○へ」とお孫様にあたるご本人のお名前が書いてありました。


《 打ち合わせのポイント 》
デザインは、珠がポンっと一粒下がっているものをイメージされておられました。
デザインサンプルをご覧いただき、イメージに沿ったものをお選びいただきました。


《 お客様担当からひとこと 》
結婚が宝石を受け継がれるひとつのタイミングのようです。
親元から離れ新しい家庭へ旅立ち、託しておきたい思いが生まれます。
宝石は思いや歴史が詰まった形あるものですから、気持ちも託せます。
また美しいものですから相手も喜びます。
リフォームのご相談を受けるたびに、宝石がただの嗜好品ではないと実感させられます。