真珠の知識
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真珠と日本にとって縁の深い宝石です。みなさん結婚式・お葬式・真珠を着けていきますよね。なんで私たちの生活に根付いているのでしょう?
日本では真珠養殖が飛躍的に向上して天然物となんら差のない高級真珠を生み出せるようになりました。
『真珠の国・日本』・・・アコヤ真珠は1893年に「ミキモト」創設者:御木本幸吉によって半円真珠から1905年に真円真珠の養殖に成功し世界で初めて真珠養殖に成功したのです。
真珠とは?
真珠とは何なんでしょう?「貝が作るんでしょ?」そうです。
もっと詳しく言うなら真珠はダイヤモンド・ルビーなどの無機質な鉱物とは違い、貝の体内で誕生する有機物なのです。貝(母貝)に入り込んだ砂粒などの異物を貝自身が分泌液で異物を幾重にも包み込み真珠層を重ねていきます。人間がカットして輝きを放つダイヤモンドなどの貴石と違い貝自身が時間をかけてゆっくりと作り出す水中で起こる神秘的な宝石なのです。
パールを生み出す貝?
真珠を作り出す貝はたくさんいます。1000種類以上あるといわれています。しかし宝石として輝きを見せるものはごくわずかです。
海水の貝であるアコヤガイ・クロチョウガイ・シロチョウガイ・マベガイ淡水の貝であるイケチョウガイ・イガイ・ドブガイ
母貝の色によって白・黒・ピンク・ブルーなどの色々な色の真珠を生み出します。次の項目で真珠の種類についてご説明します。
アコヤ真珠
[貝の名前]アコヤガイ
[採れる所]伊勢志摩・瀬戸内海・四国・九州
[大きさ]3〜4cm・7〜10cm
[特徴]日本のアコヤ真珠は日本独自の四季によって生み出される深みのある色・てりが特徴です。
春から夏の適水温で成長したアコヤ真珠は、冬の低水温時ゆっくり成長し深みのあるてりを出す「化粧巻き」を創り出します。これが海外にはない日本の四季と豊かな海が育んだアコヤ真珠なのです。
南洋真珠(白蝶)
[貝の名前]シロチョウガイ
[採れる所]オーストラリア・東南アジア
[大きさ]10cm〜
[特徴]暖かい海に生息するシロチョウガイは真珠貝としては大きさに恵まれている(大きいもので30cm)ことから珠は10cm以上のものが多く時には15cmを超える大珠が採れることもあります。巻きが厚いのが特徴でそのためバロックも多い。美しい銀白色の大粒なものが価値が高い。
※バロック・・・形のおもしろい変形珠のこと
タヒチ真珠(黒蝶)
[貝の名前]クロチョウガイ
[採れる所]タヒチ・フィジー・沖縄
[特徴]大きな特徴は真珠の色が黒色ということです。ものによってはシロチョウガイ真珠と間違えそうな銀白色のものもあります。色には幅があり、グリーン系・ブルー系・ブラウン系があります。中でもグリーンを基調として多少赤みを帯びた孔雀の羽の色のようなピーコックカラーは高い評価を受けています。
淡水真珠(湖水)
[貝の名前]イケチョウガイ・カラスガイ・ドブガイ・カワシンジュガイ
[採れる所]現在は主に中国
[大きさ]様々
[特徴]海水産でない唯一の真珠です。核を入れないため真円真珠はあまり採れなかったですが、ここ数年で養殖技術がかなり発達し真円真珠や巻きやてりのよいいい品質ものが採れてきています。
マベ真珠
[貝の名前]マベガイ
[採れる所]奄美大島以南の琉球諸島
[特徴]半円真珠の代名詞であるほどそのほとんどが半球状のハーフパールです。形は平たいものより山の高い方が評価が上です。色はシロショウガイが作る真珠のシルバーやゴールドに比べマベは独特の虹色を出します。
ここからは真珠の価値基準です。しかし最後に価値を決めるのは
『キズ・形にこだわらず、あなたが美しいと感じるかどうか』がポイントです。
巻き
真珠の価値評価は巻きと呼ばれる核(真珠の中心となる部分)を取り巻く真珠層の厚みが重要になります。年月をかけて育てた巻きの良い真珠ほど美しさを保ちます。次に説明するてり(光沢)にはこの巻きと密接な関係があります。
てり(光沢)
光沢のことを真珠の場合「てり」といいます。てりは真珠層の結晶が滑らかであるかどうかで決まります。つまり巻きが厚くきめ細かいほど光沢や輝きが良くなってくるということです。人の肌も角質層がきめ細かく整っていればきれいに見えるのと同じで真珠層も結晶の欠損やゆがみがなければ透明感がありてりが良くなります。では、どうやってそれを見極めるのでしょう?真珠を目の前に近づけて見て下さい。自分の顔がはっきり映れば映るほど真珠層がきめ細かくてりの良い証拠です。
形
形の評価は真円に近ければ近いほど価格も高くなります。しかし、真円ん以外にも’天使の涙’と呼ばれるドロップ型の真珠のような価値の高いものもありますので一概にはいえません。真珠は生き物である貝が生み出したものですので自然の生み出した形を楽しむことをお勧めします。
?どんな形があるの?
キズ(真珠のえくぼ)
キズの有無も真珠の価値を決める要素ですが、キズといってもキズがついてしまったわけではありません。真珠は生き物が生み出した宝石ですから多少のくぼみはあります。私たちはこれを’真珠のえくぼ’と呼びひとつの個性として捉えています。
サイズ
サイズは大粒であればあるほど価値は高くなります。それだけ年月がかかっているからです。しかし大粒なだけでてり(光沢)のない真珠なんで美しくありません。
?どれくらいの大きさがあるの?
色
真珠の色にはシルバー・ホワイト・ピンク・ゴールド・クリーム・イエロー・ブラックと様々なバリエーションがあります。貝の種類によって色の価値も変わりますがどちらかというとご自身の好みの問題になります。
?じゃーどんな色があるの?
綺麗なパールジュエリーをより賢く買うために?
真珠の価値を決める条件とは、照り・形・キズ・サイズ・色の条件ですが、この中で実際に着けた時に一番気になるのが同じサイズであれば照り・キズという条件です。通常パールネックレスを着けて対面で会話する場合は近くても1mの距離だと思います。この距離で真珠のキズを確認することは無理だと思います。また形が真円でなくセミラウンド(多少真円でない)の場合でも同じことがいえます。したがって
□少しキズがあってもその他の照り・色を重視する。
□真円でなくセミラウンド(少し変形)を選ぶ。
この2点を考慮して真珠を選ぶと同じ値段でもより綺麗なパールジュエリーをゲットすることが出来ます。
自分に似合うパールジュエリーとは?
自分の似合うパールとはどんなものなのでしょう?
自分が着けて1mくらい離れて見た時の体と真珠のバランスが大切です。髪の色・肌・年齢・身に着ける人によって様々です。同じ白い肌の人でも若い人はピンク系の色が華やかに見えます。年齢を重ねた人には青みの強い色の方がシックで雰囲気に馴染みます。これからの何かのヒントになればうれしく思います。
真珠のお手入れ方法って?
真珠を美しく保つための正しいお手入れと保管方法です。
@使用後は必ずよく拭く・・・着けた後そのままケースにしまうのではなく真珠の表面についた汗や油や化粧品など出来るだけきれいにやさしく拭いてください。
A他の宝石と一緒にしない・・・真珠よりも硬いダイヤモンドなどと擦れると傷が入ります。保管は他の宝石と触れ合わないように暗い場所が最適です。
B保管場所は・・・ 高温多湿・極端な状態は避けて暗い場所が最適です。
※意外な落とし穴!!脱脂綿に巻く人がいます。脱脂綿は漂白作用がありますので酸に弱い真珠が変色する恐れがあります。またネックレスを保管するときは小さく丸めて保管すると糸が伸びます。ワイヤーは一度曲げると癖がつき着用するときに体にフィットしにくくなります。
Cネックレスの糸は2年に1度は替えて・・・ネックレスの糸は使っているうちに汗や化粧品が染み込み真珠の劣化や糸切れの心配があります。使用頻度にもよりますが2〜3年に一度くらいは真珠のケアもかねて糸替えをお勧めします。
※特典!!当店では当店のパールネックレスお買い上げのお客様に限り1度目の糸替えを無料にてサポートしております。ずっと美しくご愛用して頂ける為の当店のサポートシステムです。
真珠の色って変わるの?
真珠は貝から生まれた自然の宝石です。それは生物が作った生鉱物と呼ばれるものですが、その組成は炭酸カルシウムとコンキオリン(硬たんぱく質)の結晶が何千枚という層状構造をなして出来ています。ですからその結晶に悪影響を与えると変色するということです。(少し難しいですね)炭酸カルシウムは酸に弱いです。コンキオリンは紫外線を吸収して変色したり、熱によって退色もします。なので長い年月放置しておくと退色も考えられますが上手に保管していれば親子・孫三代くらいの間は肉眼で判断できるレベルの変化はないといわれています。正しい保管方法で美しいパールを受け継ぐことは大切なことだと思います。
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