アイテム | リング |
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石のカット | カボッション |
石の大きさ | 6.40mm×8.30mm(2.83ct) |
制作方法 | パターンオーダー |
金属の種類 | イエローゴールド |
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ジュエリー制作物語
《 背景・ご要望 》
「オーバルのルビーが留まった立て爪の指輪をリフォームしたい」とご来店予約をいただきました。
当日は親娘でお越しくださいました。
ご相談品は、母にとっては祖母、娘様にとっては曽祖母の形見の指輪だそうです。
こちらの指輪を、今年の1月に成人式を迎えられた娘様が使える指輪にリフォームしてあげたいということでした。
《 打ち合わせのポイント 》
お嬢様はジュエリー好きで、シンプルなキャンディーのようなデザインの指輪をイメージしておられました。
まずは制作方法をご説明し、作りたいイメージに添いそうなパターンオーダー制作で打ち合わせを進めました。
リング幅は細めがお好みでしたので、丸みのある形状「甲丸の幅2.0mm」としました。
次にシャトン(石座)のデザインは、ふくりん留めという爪がなく石を囲い込んで留める方法をとり、カボションという角のない球面のつるりとしたルビーを横置きに配置しました。
また余ります元の指輪の脇石(メレダイヤ)とプラチナは、お母様のフルエタニティリングに作り変わりました。
形見の指輪一本から2本の指輪が生まれました。
《 お客様担当からひとこと 》
仕上がりは、二十歳のお嬢様が着けられても馴染むデザインとなりました。
相談当初からイメージもされていましたので、完成した指輪を見て、とても喜んでいただけました。
お曽祖母様も天国でひ孫が身につけてくれているのを知って、喜んでおられると思います。